【第2回】1975年(中篇)5月号~8月号 “クライバー・センセーション” から始まる新潮流
【第2回】1975年(中篇)5月号~8月号 “クライバー・センセーション” から始まる新潮流

日本語要約
雑誌『レコード芸術』の過去の「新譜月評」を振り返る連載の第2回。1975年5月号から8月号を対象に、当時のレコード界の動向を辿る。特に8月号で取り上げられたカルロス・クライバー指揮、ウィーン・フィルによるベートーヴェン交響曲第5番《運命》の初出時の衝撃と、大木正興氏による熱烈な批評を再録・解説している。歴史的名盤が当時の批評家や聴衆にどのような熱狂をもって迎えられたかを浮き彫りにするアーカイブ企画である。
全文(日本語)
本記事は、雑誌『レコード芸術』の過去の「新譜月評」を振り返る連載の第2回目であり、1975年5月号から8月号を対象としている。現役筆者である芳岡正樹氏が当時の誌面を再読し、レコード界の潮流を解説する。
特に注目されるのは、1975年8月号に登場したカルロス・クライバー指揮、ウィーン・フィルによるベートーヴェン交響曲第5番《運命》である。当時の広告コピーとともに、初出時に大木正興氏が執筆した熱のこもった批評が引用されている。
大木氏は、クライバーの指揮を「既成の再現の仕方を切りぬけた、きわめて切実なもの」と評し、その鋭い造型と強烈な表現力が聴き手に与える精神的・感覚的な衝撃を詳細に分析している。歴史的名盤が初出時にいかに高く評価され、当時の批評家を揺り動かしたかが克明に記されている。
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カルロス・クライバーウィーン・フィルハーモニー管弦楽団大木正興芳岡正樹ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》
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