ギュンター・ピヒラーさんの訃報に寄せて
ギュンター・ピヒラーさんの訃報に寄せて

日本語要約
アルバン・ベルク四重奏団(ABQ)の創設者であり、ウィーン・フィル等のコンサートマスターも務めたヴァイオリニスト・指揮者のギュンター・ピヒラー氏が、86歳で逝去した。18歳でウィーン響、21歳でウィーン・フィルのコンサートマスターに就任する異例のキャリアを経て、1970年にABQを結成。徹底した研鑽と厳しい音楽的姿勢で世界最高峰のカルテットを築き上げた。指揮者としてもオーケストラ・アンサンブル金沢で活躍し、後進の育成にも多大な貢献をした。音楽界に遺した功績は計り知れず、その厳格さと音楽への深い情熱は多くの聴衆や音楽家に感銘を与え続けた。
全文(日本語)
オーストリア出身のヴァイオリニストで指揮者でもあった、ギュンター・ピヒラーさんが4/24、自動車事故で急逝されました。86歳でした。
1940年生まれ。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを経て、1970年にアルバン・ベルク四重奏団(ABQ)を結成。2008年の解散まで、当代最高のカルテットとして君臨しました。ピヒラーさんは1989年から指揮者としても活動し、日本でもオーケストラ・アンサンブル金沢の首席客演指揮者を務めるなど、後進の指導にも力を注ぎました。
世界最高のオーケストラのポストを辞して弦楽四重奏に専念し、アメリカのラサール弦楽四重奏団から近現代の技術を取り入れるなど、その音楽に対する姿勢は一貫して厳格なものでした。ABQが遺したベートーヴェンやバルトーク、ベルクらの演奏は、文化的遺産といえる深奥を伝えています。
KAJIMOTOは1990年代後半からABQの解散まで多くの仕事を共にしました。音楽上の厳しさはツアーのコーディネートにも及びましたが、その高みに達した演奏は多くの聴衆に喜びを与えました。
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