Aからの眺望 #30 麗しい五月に
Aからの眺望 #30 麗しい五月に

日本語要約
筆者が敬愛する映画監督・利重剛の13年ぶりの長篇作『ラプソディ・ラプソディ』を鑑賞した体験記。横浜を舞台にした本作の舞台挨拶と、同日に横浜みなとみらいホール(音楽堂)で聴いた高橋アキによるモートン・フェルドマンの演奏会を軸に、五月の季節感と芸術への想いが綴られている。映画の音楽を担当した大西順子や、主演の呉城久美、高橋一生らとの交流を通じ、人と人が近づくことの尊さを描いた監督の姿勢に共鳴する内容となっている。
全文(日本語)
四月は残酷な月、五月は麗しい月。T.S.エリオットやハイネ、寺山修司の言葉を引用しつつ、筆者は風薫る季節の横浜へと向かう。
長年新作を待ち望んでいた利重剛監督の13年ぶりの長篇作『ラプソディ・ラプソディ』が公開された。鑑賞当日、筆者は横浜の音楽堂で高橋アキによるモートン・フェルドマンの演奏(4時間弱のコンサート)を聴いた後、シネマリンでの舞台挨拶へと足を運んだ。
「人と人が少しずつ近づいていく映画があってもいい」と語る利重監督の言葉は、時代を超えて一貫している。横浜を舞台に、音楽を大西順子が担当し、呉城久美や高橋一生が出演する本作は、人と人の繋がりを真摯に描いた作品である。
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