send back the echo: exploring marginalised voices through the stories and music of deaf composers
「send back the echo」:ろうの作曲家の物語と音楽を通して疎外された声を探索する

ジュリアン・アズクールとユナイテッド・ストリングス・オブ・ヨーロッパは、5月9日にパーセル・ルームにてサウスバンクでのデビュー公演『send back the echo』を開催します。このコンサートは、ろうのBSL(英国手話)俳優ヴィルマ・ジャクソンと共に、ろうの作曲家の物語と音楽を通して、社会的に疎外された声を探索するものです。本イベントでは、ろうの作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンとデイム・エヴリン・グレニーの人生の物語と音楽、そして現代作曲家ジャスミン・ロッドマン、ジェシー・モンゴメリー、ギャレス・ファーの作品を通じて、難聴と「聴くこと」の本質を探求します。
ヴィルマ・ジャクソンは、英国を拠点とするモザンビーク出身のろうのパフォーマンス・アーティスト、俳優、映画監督であり、権利擁護者です。
英国系マレーシア人のジャスミン・ロッドマンによる『send back the echo』が、この夜の焦点となります。音楽演奏、ドラマツルギー、そして自然の変調音を融合させたこの作品は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの告白を題材に、障害と社会的疎外の問題に光を当て、ヴィルマ・ジャクソンによるBSLで感動的に伝えられます。ロッドマンの作品は、もともと2020年にBBCアーツで初公開され、ロンドン短編映画祭などで選出された同名のアンサンブル映画のために構想されました。ベートーヴェンの個人的な手紙や回想録は、彼が孤独と難聴を自然と音楽への深い愛と調和させる中で抱いた、激しい情熱、恐怖、そして喜びという人間ドラマを明らかにしています。しかし、『send back the echo』はベートーヴェンという伝説へのオマージュではなく、むしろ一人のろうの音楽家に触発された旅であり、それが全体を貫いています。