松本で「小澤征爾の日」 合唱と演奏で、偉大な功績に感謝伝える - t.co
松本市で「小澤征爾の日」が開催され、合唱と演奏で小澤征爾の功績を称える
松本市で開催中の「セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)」で、一昨年に亡くなった永世総監督・小澤征爾さんの功績をたたえるプログラム「小澤征爾の日」が9月1日、松本市音楽文化ホール(松本市島内)で行われた。
小澤さんは、恩師である故・斉藤秀雄さんの名を冠して1992(平成4)に「サイトウ・キネン・フェスティバル松本(SKF)」を創立。2015(平成27)年にOMFとなった。小澤さんが29年にわたり音楽監督を務めたボストン交響楽団の本拠地である米マサチューセッツ州ボストン市が、85歳の誕生日に当たる9月1日を「Seiji Ozawa Day」に認定。松本市では2024年に定め、同年からイベントを開催している。
臥雲義尚市長は「フェスティバルは松本に音楽の種をまき、慈しみ、水を注ぎ、大きく育ててきた。小澤さんの偉大な功績に改めて感謝を伝えたい」とあいさつ。「小澤さんの音楽と情熱を受け継ぎ、次世代につないでいきたい」と話した。
前半は、SKFを機に結成されたSK松本合唱団と、中信合唱連盟の106人が出演。小澤さんが長年交流のあった山ノ内中学校で生徒の合唱を聞いて感動していたという「大地讃頌(さんしょう)」など3曲を披露した。最後は観客にも呼びかけ、「ふるさと」を皆で歌った。
後半は、サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)から、バイオリン、ビオラ、チェロ、フルートの奏者4人が登場。モーツァルトの「フルート四重奏曲第1番」とベートーベンの「弦楽三重奏のためのセレナード」を演奏した。
会場には約650人が訪れ、美しいハーモニーに聞き入った。中には小澤さんのミニマスコットを手に鑑賞する人の姿もあった。
OMFは先月16日に開幕。9月2日に同ホールで開く「ふれあいコンサートII」で閉幕する。5日には、オーケストラコンサートAプログラムの映像を上映する「街角スクリーンコンサート」を上土劇場(大手4)で開催。スクリーンコンサートは9月~11月、県内4カ所と神奈川県藤沢市でも行う。