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🇯🇵 日本ピアノぶらあぼ · 2026年7月9日 07:31 · レビュー· 約1分で読めます

【CD】ベートーヴェンとの旅路/川口成彦

【CD】ベートーヴェンとの旅路/川口成彦

日本語要約
川口成彦によるベートーヴェン小品集。3種類のフォルテピアノを使い分け、「幻想曲」や「ポロネーズ」、「失くした小銭への怒り」、「エリーゼのために」などを収録。楽器と奏法による違いを楽しめるアルバムとなっている。
全文(日本語)

川口成彦の、3種類のフォルテピアノを使い分けてのベートーヴェン小品集。印象深い曲から書くと、まず「幻想曲」。いきなり下行音階の衝撃で始まる。何が起こるかわからないベートーヴェンの即興の恐ろしさを実感する。グラーフの楽器の豊かな音を駆使する。スクエアピアノを使った「ポロネーズ」は、透明な響きが美しく優雅だ。ルバートによるウィットも楽しい。ロンド「失くした小銭への怒り」の後半では、延々と続く変奏と展開が愉快だ。「エリーゼのために」は、ベートーヴェンの1822年の草稿による新校訂版で、旋律や構成が少し異なる。楽器と奏法による違いを楽しめるアルバムだ。

文:横原千史

(ぶらあぼ2026年7月号より)

【information】

CD『ベートーヴェンとの旅路/川口成彦』

ベートーヴェン:ロンド・ア・カプリッチョ「失くした小銭への怒り」、ピアノ・ソナタ WoO.51、ポロネーズ op.89、幻想曲 op.77、6つの歌より「祈り」(リスト編)、バガテル WoO.59「エリーゼのために」 他

川口成彦(フォルテピアノ)

レーベル:Signum/東京エムプラス JSIGCD 1001 ¥3500(税込)

関連キーワード解説 (2)
川口成彦人物・団体Wikipedia ↗

川口 成彦 は、日本のピアノ、フォルテピアノ、チェンバロ奏者。岩手県盛岡市出身、神奈川県横浜市育ち。

ベートーヴェン人物・団体Wikipedia ↗

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン は、ドイツの作曲家、ピアニスト。音楽史において極めて重要な作曲家の一人であり、日本では「楽聖」とも呼ばれる。その作品は古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆とされ、後世の音楽家たちに多大な影響を与えた。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
タグ
川口成彦ベートーヴェンリストロンド・ア・カプリッチョ「失くした小銭への怒り」ピアノ・ソナタ WoO.51ポロネーズ op.89幻想曲 op.776つの歌より「祈り」バガテル WoO.59「エリーゼのために」
原文を読む → ぶらあぼ
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