
日本語要約
ハリー・クリストファーズ率いる合唱団「ザ・シックスティーン」による2026年の合唱巡礼公演のレビュー。本プログラムは、スペイン黄金時代の作曲家クリストバル・デ・モラレスとセバスティアン・デ・ヴィヴァンコの豊潤な宗教音楽と、神学者ジョン・ヘンリー・ニューマンの詩に基づいたケレンサ・ブリッグスおよびジェームズ・マクミランによる現代作品を組み合わせた意欲的な構成となっている。5月12日にグリニッジの旧王立海軍大学礼拝堂で行われた公演では、時代を超えた対比を通じて、宗教と音楽のあり方を問いかける深い精神性が提示された。
全文(日本語)
ケレンサ・ブリッグスとハリー・クリストファーズ、旧王立海軍大学礼拝堂にて(写真:ザ・シックスティーン)
「Lead Kindly Light(慈しみ深き光)」:クリストバル・デ・モラレス、セバスティアン・デ・ヴィヴァンコ、ジェームズ・マクミラン、ケレンサ・ブリッグス作品集。ザ・シックスティーン、ハリー・クリストファーズ指揮。2026年5月12日、旧王立海軍大学礼拝堂(グリニッジ)にてレビュー。
ザ・シックスティーンの合唱巡礼の一環としてグリニッジに立ち寄った本公演では、スペイン黄金時代の音楽が持つ豪華絢爛な響きと、神学者ジョン・ヘンリー・ニューマンの著作に対する二つの現代的な応答が並べられた。
神学者ジョン・ヘンリー・ニューマンが、スペイン黄金時代の宗教音楽の豪華さをどう感じたかは定かではない。ニューマンは確かに音楽的素養があったが、同時に音楽は宗教に従属すべきだと考えていた。
2026年の合唱巡礼「Lead Kindly Light」において、ハリー・クリストファーズとザ・シックスティーンは、ケレンサ・ブリッグスとジェームズ・マクミランによるニューマンの詩の現代的な設定と、クリストバル・デ・モラレスおよびセバスティアン・デ・ヴィヴァンコによるスペイン黄金時代の音楽を組み合わせるという興味深い試みを行った。焦点となったのは、本ツアーのために委嘱されたケレンサ・ブリッグスの「Lead Kindly Light」であり、2021年にジェネシス財団の委嘱で書かれたジェームズ・マクミランの「Nothing in Vain」と対をなしている。
合唱巡礼は4月16日にサウスウェル・ミンスターで始まり、10月17日まで続く。
原文(抜粋)
Kerensa Briggs & Harry Christophers at the Old Royal Naval College Chapel, Greenwich (Photo: The Sixteen ) Lead Kindly Light: Christobal de Morales, Sebastian de Vivanco, James MacMillan, Kerensa Briggs; The Sixteen, Harry Christophers; 2026 Choral Pilgrimage at Old Royal Naval College Chapel, Greenwich Reviewed 12 May 2026 Luxuriant richness and lush textures of music from the Spanish Golden Age alongside two contemporary responses to the writings of theologian John Henry Newman as The Sixteen stop off in Greenwich as part of their Choral Pilgrimage I have no idea what the theologian John Henry Newman might have thought about the luxuriance of Spanish religious music of the Golden Age. Newman was certainly musical, yet he also thought that mus…
▼関連キーワード解説 (1)
ザ・シックスティーン は、古楽、宗教曲を演奏するイギリスの合唱団である。1977年に設立され、指揮者はハリー・クリストファーズ(1953年-)であり、その名の通り、16人のメンバーを中心とする。
出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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