外山啓介、ピアノ・リサイタルで「ショパン&ドビュッシー」を演奏 詩情と色彩の世界を届ける
外山啓介、ピアノ・リサイタルで「ショパン&ドビュッシー」を演奏 詩情と色彩の世界を届ける
2026年8月23日(日)東京・サントリーホールにて、ピアニスト外山啓介によるピアノ・リサイタルが開催される。また、6月21日の山梨公演を皮切りに、静岡、大阪、岡山での公演開催を予定している。
2007年のデビュー以来ほぼ毎年、サントリーホールを中心にリサイタル・ツアーを開催してきた外山啓介。今年のリサイタルで取り上げるのは「ショパン&ドビュッシー」。
前半のプログラムでは、ショパンが中期から後期にかけて書いた「ノクターン」「バラード」「ポロネーズ」の名曲を演奏。穏やかな「ノクターン第9番」に始まり、明るくあたたかさを湛えた「第10番」へ。そして、ショパンが新しいピアノ音楽ジャンルを切り開いた「バラード第1番」と続く。
最大の聴きどころは、ショパンの最高峰である「バラード第4番」と「英雄ポロネーズ」。ショパンの不安定な体調や精神と向き合いながら同時期に作曲されたこの2曲は“ショパンの光と影”と言える作品。自身の困難な状況に加え、ショパンと近しい人物が相次いで亡くなり、憂いと祈りを宿したような“影”としての「バラード第4番」。生涯帰ることのできなかった祖国ポーランドのリズムに想いをはせ、華やかなメロディを描いた“光”としての「英雄ポロネーズ」。ショパンの真髄を堪能することができる。
後半は、ショパンを強く意識して作曲されたドビュッシー晩年の作品「ピアノのための12の練習曲」を演奏する。この作品は、出版の際に“ショパンの思い出”に献呈された。ショパンの練習曲と同様に、技巧のための練習曲にとどまらず、光が移ろうようで色鮮やかなドビュッシーの代表作だ。
デビューアルバム『HIROIC』や『バラード全集』にも収録し、長年大切に弾き続けてきたショパンの名曲と、幼い頃からの憧れだったというドビュッシーの傑作。外山啓介にしか描けない詩情と色彩の世界を届ける。
外山啓介コメント
今回は、ドビュッシーのエチュードを演奏いたします。色鮮やかで、まさに万華鏡のような―大好きなこの作品に触れることができて心から幸せに思います。幼い頃にジャック・ルヴィエ氏の録音を聴き魅了されてから30年…こうしてお客様にお聴きいただく機会に恵まれたことを、大きな喜びに感じています!前半は、このエチュードにも大きな影響を与えたショパンの作品から、「ショパンの光と影」をテーマに様々な作品を演奏いたします。美しくあたたかいノクターン。悲痛な叫びのようなバラード第1番。人生の終わりを悟り、何かに縋りつくようなバラード第4番。自分の状況がよくない中で、決して変えることのできなかった祖国ポーランドのリズムを使った華やかなポロネーズ。まさにショパンの真髄といえる作品を選びました。みなさまにお会いできることを楽しみにしております!
