Le piano épanoui de Jean-Paul Gasparian au Festival Chopin
ショパン・フェスティバルにおけるジャン=ポール・ガスパリアンの開花するピアノ
パリのバガテル公園オランジュリーでは、7月14日まで第41回ショパン・フェスティバルが開催されており、多くのピアニストが招かれています。その一人であるジャン=ポール・ガスパリアンは、確かな名曲をプログラムに組み込みました。
オランジュリーの大きな窓のブラインドは、柔らかな光を通しつつ、会場の温度を上昇させる強い日差しを遮っています。日曜の午後、ショパンを愛するファンが家族連れで訪れ、子供たちの姿も見られました。ガスパリアンが緑と造花で飾られたステージに登場すると、会場のざわめきが静まりました。リサイタルの冒頭は、ショパンの熱心な崇拝者であり、同様にピアノの和声的資源や音色を探求したクロード・ドビュッシーの音楽でした。
『ベルガマスク組曲』は「プレリュード」から始まりました。ピアニストは「モデラート」という指示を逃さず、焦ることなく、緊張感のない静穏な雰囲気の中で演奏しました。彼の演奏には演劇的な要素や誇張は一切ありません。その造形的な美しさと柔軟性に、聴衆は即座に魅了されました。丸みを帯びた心地よい音色、そして音楽を自然に、無理なく流れるままに解き放つその手腕には、事前の多大な努力が感じられます。「メヌエット」は歌うように、明るく、華やかに響きました。「月の光」はペダルに美しく包まれ、夢想的なひとときとなりました。「パスピエ」は軽快で、左手の軽やかで俊敏な動きにより、地面から浮き上がるような躍動感がありました。
ガスパリアンは音色を塗り分ける術を知っており、ガブリエル・フォーレの『夜想曲第6番 Op.63』でそれを証明しました。冒頭のアダージョでは、旋律の輪郭の下に豊かな音の層を提示しました。この夜想曲の模範的な流麗さは、彼にとって情熱と炎の場でもあり、和声と対旋律が浮かび上がりました。豊かなペダルは明瞭さを損なうことなく、音の充実と表現に寄与していました。
この音の充実感は、フレデリック・ショパンの『バラード第3番 Op.37』でも際立っていました。柔軟な身のこなしと表現力は、洗練されつつも気取らず、抑制のないニュアンスとダイナミクスが、後半には会場の残響を飽和させるほどの音の陶酔へと向かいました。続いて演奏された『3つのマズルカ Op.59』は、郷愁的なもの、ワルツ形式の陽気なもの、そして雄弁な旋律を持つものと変化に富んでいました。『3つのワルツ Op.64』は、粒立ちが良くシルキーで、スタイリッシュかつ生き生きとした演奏でした。最後は『ポロネーズ「英雄」Op.23』が、絶え間ない息吹と気品、鋭さを伴ってリサイタルを締めくくりました。
アンコールでは、フォーレの『舟歌第4番 Op.44』、そしてドビュッシーの管弦楽のための夜想曲より第2曲『祭』のレナード・ボリックによるピアノ独奏版が演奏されました。この編曲版は今日まで演奏される機会が極めて稀な作品であり、貴重な発見となりました。
