In concert – London Schools Symphony Orchestra @ Fairfield Hall – Voyages and Visions
ロンドン・スクールズ交響楽団がフェアフィールド・ホールで「航海と幻影」をテーマにしたコンサートを開催
ロンドン・スクールズ交響楽団(LSSO)は、海に触発された、あるいは海が浸透している音楽を幅広く探求するプログラムでシーズンを締めくくった。レジデント指揮者のシタリ・デワンが登壇し、エセル・スミスの歌劇『難破船』序曲を指揮。この演奏は、まとまりに欠ける部分を補って余りある、エネルギッシュで内省的、そして賛美歌のような主題の対比を鮮やかに描き出し、人間ドラマの本質である救済というテーマに焦点を当てた。
アンナ・クラインの『Restless Oceans』は、後半の冒頭ではなく、別の配置の方が好ましかったかもしれないが、女性のアイデンティティを祝うこの短くも充実した作品は、その存在感を十分に発揮した。リズムの鋭さと和声の表現力が交互に現れ、簡潔で明確な結末へと向かう構成は、奏者たちの貢献により鮮烈な劇的効果を生んだ。この作品は、2019年にダボスで開催された世界経済フォーラムで初演された際にも強い印象を残した。
エニ・オパラは、ジョン・ピカードの『Sea-Change』を指揮する際も同様に確信に満ちていた。この作品は、シェイクスピアというよりは、波や潮流の重なり合う渦を指しており、一定のパルスとE音を中心とした調性軌道によって、その動きの対比が強調されている。LSSOは、衝動的な冒頭部から中央部の激しさ、そして不吉な意味を孕んだ容赦ないクライマックスまで、この作品に求められる献身的な演奏を見せた。若い奏者たちへの妥協がない作品だが、奏者たちはオパラの解釈を楽しみながら演奏していた。
リムスキー=コルサコフの『シェヘラザード』は、より描写的な領域にある作品だが、今回の洞察に満ちた演奏では、形式的かつ感情的な繊細さも失われていなかった。「海とシンドバッドの船」では、動きと素材の反復を補うドラマ性が、「カランダール王子の物語」では、金管楽器の掛け合いのユーモアや最後のクレッシェンドの果敢な挑戦とバランスを取る哀愁が表現された。「若い王子と若い王女」では、対照的な旋律が見事に融合していた。
「バグダッドの祭り」は、初期の主題が多様かつ独創的な形で回帰するクライマックスであり、地震のような終結部と、それに続く諦念の余韻が印象的だった。コンサートを通じて、LSSOの首席奏者たち、特にコンサートマスターのエリン・ヒーリーの貢献が光った。各楽章で奏でられるヴァイオリン・ソロは、リムスキー=コルサコフの技巧に人間味を与える、気品と雄弁さに満ちたものだった。
コンサートの最後には、海にちなんだメドレーがアンコールとして演奏され、TikTokでも大きな反響を呼んだ。両指揮者を含む全参加者が全力を尽くした、記憶に残るコンサートの締めくくりとなった。

