2027年2月主催公演のプログラムについて ~公演企画担当者から - コンサート詳細|NHK交響楽団
NHK交響楽団が2027年2月主催公演プログラムを発表、マナコルダ初登場やコープマン指揮《マタイ受難曲》、イム・ユンチャン共演などを予定
NHK交響楽団の公演企画担当者(芸術主幹:西川彰一)より、2027年2月主催公演のプログラム詳細が発表された。
[Aプログラム](NHKホール:2027年2月6日、7日)
指揮にはイタリア生まれのアントネッロ・マナコルダがN響初登場を果たす。マナコルダはクラウディオ・アバドが創設したマーラー室内管弦楽団の創設期をコンサートマスターとして支え、2010年にカンマーアカデミー・ポツダムの首席指揮者兼芸術監督に就任、2027年からはフランスの「レ・シエクル」でも音楽・芸術監督を務める予定である。今回のプログラムは2022年5月のベルリン・フィル定期デビュー時のヴァリエーションであり、新ウィーン楽派とシューベルト《未完成交響曲》を組み合わせる。曲目は、バッハ(ウェーベルン編)/「音楽のささげもの」BWV1079 ― 6声のリチェルカール、マーラー/リュッケルトによる5つの歌(バリトン:アンドレ・シュエン)、シェーンベルク/室内交響曲第2番 作品38、シューベルト/交響曲第7番「未完成」D. 759。
[2月特別公演](2027年2月20日、21日)
バッハの《マタイ受難曲》が1727年にライプツィヒ・聖トーマス教会で初演されてから300年を迎えることを記念し、トン・コープマンが指揮を務める。共演にはコープマンが設立したアムステルダム・バロック合唱団や東京少年少女合唱隊が参加する。出演者は、福音史家(テノールソロ兼)にティルマン・リヒディ、イエス(バス・バリトン)にクラウス・メルテンス、ソプラノに森麻季、カウンターテナーにマールテン・エンヘルチェス、バスにヤスパー・スフェッペ、ピラト(バリトン)にハンス・ウェイエルス。バッハ/マタイ受難曲 BWV 244が日本語字幕付きで演奏される。
[Cプログラム](NHKホール:2027年2月12日、13日)
2022年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール史上最年少覇者のピアニスト、イム・ユンチャンが登場し、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品19を演奏する(定期公演翌月の韓国ツアーでも同曲を披露)。指揮は尾高忠明。プログラム冒頭にはシューマンの歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲が置かれ、後半には尾高忠明の父である尾高尚忠がウィーン留学中の1938年に作曲した交響詩「蘆屋乙女」作品9、そして尾高尚忠とウィーンで交友のあったパヌフニクの交響曲第2番「悲歌」が演奏される。
