全国合唱コン高校部門で会津が最高賞に、郡山と安積黎明も金賞 福島 [福島県] - 朝日新聞
第79回全日本合唱コンクール高校部門で福島県の会津が文部科学大臣賞を受賞、郡山と安積黎明も金賞
大阪市のフェスティバルホールで24日に開かれた第79回全日本合唱コンクール全国大会(全日本合唱連盟、朝日新聞社主催)の高校部門で、福島県内から東北支部代表としてBグループ(33人以上)に出場した会津は金賞と最優秀の文部科学大臣賞、安積黎明とAグループ(6~32人)に出場した郡山は金賞に輝いた。
郡山は、課題曲では演奏の自由度を高めるため指揮者を置かなかった。自由曲で「子どもは……」(詩・谷川俊太郎、曲・三善晃)と「どんぐりのコマ」(詩・高田敏子、曲・三善晃)を披露。子どもは……は、子どもの純粋さと奔放なエネルギーを言葉の響きと緊張感ある音で表した楽曲で、短いことばの響きを混声合唱ならではの厚みで表現した。どんぐりのコマは、弾み・回転・軽やかさを思わせる響きが魅力で、余韻を残し歌い上げた。部長でアルトの柿沼佑奈さん(3年)は練習の成果を出し切れたことや、演奏後の温かい拍手に思いが届いたと実感したことを語った。
安積黎明は自由曲で「黒い空気」(詩・左川ちか、曲・鈴木輝昭)を演奏し、断片的な言葉と静かな間合いを持つ詩の世界観を澄んだハーモニーや柔らかい響きとダイナミックさを持ち合わせた歌声で聴かせた。部長でアルトの中川萌風さん(3年)は、満席の広いホールで歌えた幸せを語り、混声として出場できなかった男子部員の思いを胸に臨んだ最後のステージだったと振り返った。
会津は、自由曲でスウェーデン語の「海の手」「海」(曲・ニューストレム)を演奏。各フレーズを繊細かつダイナミックに歌いきった。スウェーデン語の語感を大事に表現豊かに歌うため、単語テストを行って詩の意味を理解するなど細部まで研究した成果であると、部長の清水真白さん(3年)は述べ、のびのびと楽しんで歌いきることができたと笑顔で語った。