【バレエ】東京バレエ団「オネーギン」公開リハーサル クランコの流麗な振付に挑むスターたち 公演は11月6日開幕 - 美術展ナビ
東京バレエ団がジョン・クランコ振付「オネーギン」の公開リハーサルを実施、11月6日に新国立劇場で開幕
東京バレエ団の「オネーギン」公演(11月6日~、新国立劇場)を前に、都内で公開リハーサルが行われました。映画「ジョン・クランコ バレエの革命児」で再び脚光を浴びた振付家ジョン・クランコの代表作とされる「オネーギン」に、同団として14年ぶりに挑戦します。
この日は振付指導のジェーン・ボーン氏や、以前の公演で主役を務めた斎藤友佳理団長らのアドバイスを受けながら、チャイコフスキーの旋律に乗せてオネーギン役の宮川新大さん、タチヤーナ役の沖香菜子さん、秋山瑛さんらがパ・ド・ドゥの場面などを披露しました。
アレクサンドル・プーシキンの名作「エヴゲーニイ・オネーギン」に基づく物語は1820年代のロシアが舞台で、タチヤーナとオネーギンの恋の行方が描かれます。「鏡のパ・ド・ドゥ」や「手紙のパ・ド・ドゥ」で知られるクランコの振付は流麗で技巧的であり、手足が複雑に絡み合う場面も多く、キャストは何度も動きを確認しながらリハーサルを進めました。
リハーサル後、キャストが取材に応じました。
オネーギン役の柄本弾さんは「まず技術面をクリアすることが感情表現へのステップ。田舎の空気に馴染めないオネーギンの感情などをいかに表すかを考えています」と語り、宮川新大さんは「クラシックとは異なる重心やパートナーとの組み方に苦心しつつ、毎日のリハーサルで新しい学びを得ています」と話しました。
沖香菜子さんは「正確な振付・カウントを守りつつ、機械的にならないよう自分に落とし込み、迷いなく踊る状態を目指しています。あらためて、演技に集中するためには基礎の徹底が不可欠と感じました」とコメントし、秋山瑛さんは「クランコの振付は感情を伝える『言語』。基礎がなければ溢れる感情を表現しきれないです。数センチの角度やラインなど微細なディテールへのこだわりが作品の質を決定づけると思います」と話しました。
公演は11月6日~8日で全4公演が東京・初台の新国立劇場で行われます。
