IL NUOVO SIÈGE DE CORINTHE FIRMATO RIZZI/LIVERMORE INAUGURA IL PROGRAMMA DEL ROF 2026 - OperaClick
リッツィ/リヴァーモアによる新作『コリントの包囲』がROF 2026のプログラムを飾る
第47回ロッシーニ・オペラ・フェスティバル(ROF)は、8月11日19時よりスカヴォリーニ公会堂にて、『コリントの包囲』の新制作で開幕します。指揮はカルロ・リッツィ、演奏はボローニャ市立劇場管弦楽団およびヴェンティディオ・バッソ劇場合唱団が務めます。キャストには、アドリアン・サンペトレアン(マホメット)、マッテオ・ローマ(クレオメーネ)、ヴァシリサ・ベルジャンスカヤ(パミーラ)、マクシム・ミロノフ(ネオクレ)、シモン・オルフィラ(イエロス)、ティアンシュエフェイ・スン(アドラステ)、ジュゼッペ・デ・ルーカ(オマール)、アンナ=ドリス・カピテッリ(イスメーネ)が名を連ねています。ROFで6作目の演出となるダヴィデ・リヴァーモアが、エレオノーラ・ペロネッティおよびパオロ・ゲップ・クッコと共に舞台美術も担当し、衣装はジャンルカ・ファラスキ、照明はニコラス・ボヴェイが手掛けます。再演は8月14日、17日、21日に行われます。
ルイジ・バロッキとアレクサンドル・スメによる3幕の抒情悲劇『コリントの包囲』は、200年前の1826年10月9日にパリの王立音楽アカデミーで初演されました。これはロッシーニにとって初のフランス語オペラであり、6年前にナポリのサン・カルロ劇場で上演され成功を収められなかった『マホメット2世』を改作したものです。デッラ・ヴァッレの悲劇『アンナ・エリッツォ』を原作とする『マホメット2世』の台本は、1453年のビザンツ帝国滅亡後の出来事を描いていました。ナポリ版ではヴェネツィアとトルコの対立が主題でしたが、テアトロ・イタリアンの詩人ルイジ・バロッキとアレクサンドル・スメによる改訂版では、舞台がネグロポンテからコリントへと変更されました。これは当時、ギリシャ独立戦争を巡るフィロヘレニズム(親ギリシャ主義)運動が活発だったパリの情勢を反映しています。
ダヴィデ・リヴァーモアによる演出では、舞台は古典芸術を保存する美術館の倉庫に設定されています。そこには木箱が散乱し、ギリシャ古代の作品や遺跡が収められています。演出家は、人間が過去に築き上げた美に対する現代の破壊的な傾向を浮き彫りにします。コリントは、人類が創造し保存すべき芸術的理想の象徴となります。一方、侵略者である現代人は、その価値を理解することなくこの空間に乱入し、すべてを無に帰そうとします。舞台は、倉庫内の木箱(中央の最も大きな箱がコリントを象徴)が徐々に開かれ、ギリシャ世界の断片や記憶が露わになるという視覚的構成をとります。ギリシャの都市は、理解されることなく博物館化され、脆くも崩れ去る過去の美の残滓として描かれます。
初演の模様はRai Radio 3で生中継されます。また、当日の12時よりロッシーニ劇場の共和国の間にて、ROFトーク「今日は大旅行の日」が開催され、カルロ・リッツィとダヴィデ・リヴァーモアがジャーナリストのスザンナ・フランキと共に作品について語ります。
