Архив Элгара обрел дом в Манчестере
アメリカのコレクターが集めたエルガーのアーカイブ約1500点が英マンチェスターのハレ管弦楽団へ寄贈される

イギリスの作曲家エドワード・エルガーに関する約1500点の資料や遺品が、アメリカ人コレクターのアーサー・レイノルズによりハレ管弦楽団のアーカイブに寄贈された。
サー・エドワード・エルガーの生涯と創作に関連する約1500点の品々が、マンチェスターの新たなアーカイブへと移された。コレクションの新たな本拠となったのは、ブリッジウォーター・ホールを拠点とする英国屈指の歴史を誇る交響楽団、ハレ管弦楽団である。
アーカイブがたどった道のりは長く、アメリカから約3500マイルを越えて届けられた。コレクションはアーサー・レイノルズが60年以上にわたって収集したものである。輸送はナショナル・ヘリテージ・メモリアル・ファンドによる10万5000ポンドの助成金に支えられ、品々はニュージャージーからロンドンへ飛行機で運ばれた後、マンチェスターへと搬送され、ブリッジウォーター・ホールの建物に厳粛に運び込まれた。
コレクションには、エルガーの直筆原稿、『エニグマ変奏曲』を含むスコアの初版本、作曲者と同時代の人物の手紙、そして身の回りの品々が含まれている。その中には、「E.E.」の刻印が入ったシェービングボウルや、一族の料理レシピ集もある。
コレクションの受託先にハレ管弦楽団が選ばれたのは偶然ではない。同団の首席指揮者ハンス・リヒターはエルガーの親しい友人であり、1908年にフリー・トレード・ホールで彼の交響曲第1番の初演を行っていた。
同団のゼネラル・ディレクターであるデイヴィッド・ブッチャーは、プレスリリースで次のように述べている。「この信じられないようなコレクションを新しい家として迎え入れることができ、光栄に思います。エルガーの創作はハレ管弦楽団の歴史と分かち難く結びついており、これほど多様で魅力的なアーカイブを通じてその遺産に再び命を吹き込むことができるのは名誉なことです」。
コレクターのレイノルズ自身は、その動機について次のように説明している。「エドワード・エルガーの音楽は、私に英国への畏敬の念を抱かせました。1960年代半ばに英国へ留学した際、この最も偉大な英国の作曲家に対する私の憧憬が、同年代の人々には共有されていないことに驚きました。その結果として生じた無関心は、エルガーの記念すべき品々を不当な忘却の彼方に追いやる恐れがありました。そこで私は、エルガーの創作活動に関連する資料が散逸しないようにすることを生涯の仕事とすることに決めたのです。その結果として集まったアーカイブ全体が、今ハレ管弦楽団に安息の地を見出しました」。
エルガーの新しいアーカイブは9月から事前予約制で一般公開され、資料は楽団のオンラインリソースにも追加される予定である。将来的には常設アーカイブを整備することが計画されている。
![[作品解説] ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90](https://recogei.ontomo-mag.com/wp-content/uploads/2026/05/5dfb162a256382f0c7172e7e4c5c4920.jpg)
