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🇯🇵 日本オーケストラクラシックナビ · 2026年10月17日 12:32 · レビュー· 約2分で読めます

ジョナサン・ノット指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団 第602回定期演奏会

ジョナサン・ノット指揮による大阪フィルハーモニー交響楽団 第602回定期演奏会の公演レビュー

日本語要約
大阪フィルハーモニー交響楽団の第602回定期演奏会でジョナサン・ノットが客演指揮を務めた。プログラムは没後20年のリゲティ「ロンターノ」、ドビュッシー「夜想曲」(女声合唱:大阪フィルハーモニー合唱団)、ブラームス「交響曲第1番」が演奏された。ブラームスでは速めのテンポで室内楽的な合奏を引き出すアプローチが示された。
全文(日本語)

ジョナサン・ノットが指揮した大阪フィルハーモニー交響楽団の第602回定期演奏会についてのレビュー。

今回の指揮者ジョナサン・ノットは、現在バルセロナのリセウ歌劇場音楽監督を務め、日本では2014年4月から2026年3月まで東京交響楽団の音楽監督を務めている。歌劇場のコレペティトゥア出身のオペラ指揮者であり、アンサンブル・アンテルコンタンポラン音楽監督やバンベルク交響楽団首席指揮者など多彩なポストを経験している。

演奏会は、今年没後20年を迎えたリゲティの代表作「ロンターノ」で始まった。ノットは作曲者から解釈を高く評価され、ベルリン・フィルとの演奏・録音を手掛けている。微細な音のクラスターの多彩な動きを大阪フィルが捉え、繊細な音のバランスと緊張感を維持して演奏された。

続くドビュッシー「夜想曲」では、「雲」での音の連鎖と表情の変化、「祭」での異なるリズムの両立、そして「シレーヌ」では女声合唱を2分して舞台後方に配置し、応唱の要素を加えた演奏が繰り広げられた。

ブラームスの交響曲第1番では、速めのテンポをとり、重厚な弦楽器に隠されがちな管楽器の室内楽的な合奏を表出させ、音量を控えめにした弦楽器と合奏させるなど、作品の内包する魅力を明らかにした。大阪フィルは古典派から後期ロマン派までのツィクルス演奏の経験を生かして対応した。

【公演データ】

大阪フィルハーモニー交響楽団 第602回定期演奏会

10月16日(金)19:00 フェスティバルホール(大阪)

他日公演:10月17日(土)15:00 フェスティバルホール(大阪)

指揮:ジョナサン・ノット

女声合唱:大阪フィルハーモニー合唱団

合唱指導:岩村 力

管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

コンサートマスター:崔 文洙

プログラム:

・リゲティ:ロンターノ

・ドビュッシー:夜想曲

・ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68

▼関連キーワード解説 (4)
ジョナサン・ノット人物・団体Wikipedia ↗

ジョナサン・ノット は、イギリスの指揮者。

大阪フィルハーモニー交響楽団人物・団体Wikipedia ↗

大阪フィルハーモニー交響楽団 は、大阪市西成区岸里に本拠地を置く、日本を代表するオーケストラのひとつ。愛称「大フィル(だいフィル)」。日本オーケストラ連盟正会員。公益社団法人大阪フィルハーモニー協会が編成し、事業を行っている。

ドビュッシー人物・団体Wikipedia ↗

クロード・アシル・ドビュッシー は、フランスの作曲家。長音階・短音階以外の旋法と、機能和声にとらわれることのない自由な和声法などを用いて作曲し、その伝統から外れた音階と和声の用い方から、19世紀後半から20世紀初頭にかけて最も影響力を持った作曲家の一人。

ブラームス人物・団体Wikipedia ↗

ヨハネス・ブラームス は、ドイツの作曲家、ピアニスト、指揮者。J.S.バッハ(Bach)、ベートーヴェン(Beethoven)と共にドイツ音楽における三大Bとも称される。ハンブルクに生まれ、ウィーンに没する。作風は概してロマン派音楽に属するが、古典主義的な形式美を尊重する傾向も強い。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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