近30國頂尖首席與獨奏家為他集結成團 庫倫奇斯異類橫掃古典樂壇 | 自由電子報 - LINE TODAY
テオドール・クルレンツィスがユートピア管弦楽団を率いて11月に初訪台、台北国家音楽庁で公演へ
〔記者凌美雪/台北報道〕『タイムズ』紙から「雷霆万鈞の勢いで世界の楽壇を席巻している」と評された指揮の鬼才テオドール・クルレンツィス(Teodor Currentzis)が、11月に自身が創立したユートピア管弦楽団(Utopia Orchestra)を率いて初の台湾公演を行う。しかし、一部からはこの指揮者が現代クラシック楽壇の「異端」であると見なされている。それはなぜだろうか。
クルレンツィスは1972年ギリシャ・アテネ生まれ。4歳でピアノ、7歳でヴァイオリンを学び、早くからアテネ音楽院で正規の音楽教育を受けた。1994年、22歳でサンクトペテルブルク音楽院に入学し、伝説的指揮教育者であるイリヤ・ムーシン(Ilya Musin)に師事した。1999年の卒業後、モスクワのヘリコン・オペラでヴェルディの『ファルスタッフ』を指揮した際、身体の動きが異常なほど激しく外向的である一方、サウンドは高度に統制され、調和と秩序を持っていたことから楽壇の注目を集め、同時に国際的な一流オーケストラとの共演を徐々に展開していった。
しかし2006年、クルレンツィスは英『デイリー・テレグラフ』紙の取材に対し「私がクラシック音楽を救う」と大胆に宣言した。その後、2011年にバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団の首席客演指揮者に就任。2017年にはザルツブルク音楽祭に初出演を果たすと同時に、SWR交響楽団の初代首席指揮者に任命され、2024年に退任するまで務めた。
その間、クルレンツィスは手兵の楽団を率いてヨーロッパや世界各地でツアーを行い、ウィーン・コンツェルトハウス、ベルリン・フィルハーモニー、ハンブルクのエルプフィルハーモニー、ミラノ・スカラ座などを歴訪した。またオペラ指揮者および音楽監督としても、パリ・オペラ座、バイエルン国立歌劇場、チューリヒ歌劇場、マドリード王立劇場、ボリショイ劇場といったトップクラスの歌劇場と共演してきた。
特筆すべきは、クルレンツィスが2022年にユートピア管弦楽団を創立したことである。世界約30カ国のトップオーケストラの首席奏者やソリストを募り、110人を超えるメンバーによる大型オーケストラを結成。究極を追求するリハーサル哲学と型破りな立ち演奏スタイルを通じて、『ニューヨーク・タイムズ』紙から「鋭敏で繊細、そしてより爆発力がある」と絶賛された。わずか数年のうちにダークホースとしてベルリン・フィルハーモニーやハンブルク・エルプフィルハーモニーなどのヨーロッパの殿堂を席巻し、大ヒットを記録する現象的グループとなった。
台湾のクラシック音楽ファンは古今東西の名門楽団や指揮の巨匠たちに詳しいが、71歳のサイモン・ラトル、45歳のグスターボ・ドゥダメル、30歳のクラウス・マケラがそれぞれ独特のスタイルを持つのと同様に、前衛的で時にロック的な風貌を持つ現在54歳のクルレンツィスも、台湾のファンが自ら体験する価値がある。公演は11月25日に台北の国家音楽庁で行われる。詳細はMNAチケット販売サイトまで。


