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🇯🇵 日本オペラGoogle News JP オペラ · 2026年10月23日 22:32 · レビュー· 約1分で読めます

新国立劇場「イタリアのトルコ人」…歌、音楽、芝居すべてよしの極上エンターテインメント - 読売新聞

新国立劇場がロッシーニの歌劇「イタリアのトルコ人」新制作を上演、ロラン・ペリー演出とボナート指揮東京フィルらが好評

日本語要約
新国立劇場が今シーズン開幕にロッシーニの歌劇「イタリアのトルコ人」(新制作)を上演した。ロラン・ペリーによるレトロでポップな写真漫画仕立ての演出のもと、アレハンドロ・バリニャス・ビエイテスやクラウディア・ムスキオらが出演。同劇場初登場のアレッサンドロ・ボナート指揮する東京フィルハーモニー交響楽団が管弦楽を務めた。(音楽評論家・松平あかねによるレビュー、7日公演)
全文(日本語)

新国立劇場が今シーズンの開幕に上演したロッシーニの歌劇「イタリアのトルコ人」(新制作)は、歌、音楽、芝居が揃ったエンターテインメントとなった。

物語は、夫に飽きた人妻ドンナ・フィオリッラとトルコの王子セリムのひとときの恋をめぐる騒動を描く。ロラン・ペリーの演出は、昼ドラやハーレクインロマンス的なラブコメディをレトロでポップな写真漫画仕立てにし、歌手が吹き出しつきのコマに収まったり表に飛び出したりする演出で、娯楽本を読み耽る若妻フィオリッラの現実と妄想が交錯する仕掛けとなっている。

出演者では、多角関係のもつれを自作のネタにしようと目論む詩人役のブルーノ・タッディアや、王子の元恋人ザイダ役の但馬由香に加え、セリム役のアレハンドロ・バリニャス・ビエイテスが堂々たる体躯と大砲のような声、機敏な身のこなしを見せた。ドン・ジェローニオ役のパオロ・ボルドーニャとの二重唱「トルコには不要な妻を売る習慣が」では小さなスツールの上で歌唱を披露した。

フィオリッラ役のクラウディア・ムスキオは、コケットな仕草やニュアンス豊かでコントロール自在な声を響かせ、大詰めのアリア「苦悩と悔恨の惨めな服」では真摯な声色とともに役の本質を表現した。

管弦楽では、新国立劇場初登場となった若手指揮者アレッサンドロ・ボナート率いる東京フィルハーモニー交響楽団が、洗練されたサウンドと抜群の疾走感で舞台を盛り上げた。(音楽評論家・松平あかね、7日、東京・初台、新国立劇場)

▼関連キーワード解説 (2)
ロラン・ペリー人物・団体Wikipedia ↗

ロラン・ペリー は、フランス出身のオペラおよび演劇の演出家。衣装やセットのデザインも手がけ、コミカルで風刺的ながら詩情に溢れ想像力豊かな作風が特徴である。特にフランスのオペラ、オペレッタの演出で名作を多く制作している。

東京フィルハーモニー交響楽団人物・団体Wikipedia ↗

公益財団法人東京フィルハーモニー交響楽団 は、日本のプロオーケストラ。略称は東フィル(とうフィル)。日本オーケストラ連盟正会員。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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