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🇯🇵 日本室内楽ぶらあぼ · 2026年8月24日 07:32 · インタビュー· 約1分で読めます

北村陽 チェロ・リサイタル深まる音楽性で描く、“生と死”の世界

北村陽がエリザベート王妃国際音楽コンクール入賞記念リサイタルを9月に開催

日本語要約
2026年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで入賞したチェリスト・北村陽が、9月23日に第一生命ホールで記念リサイタルを行う。共演はピアニストの秋元孝介。前半はドビュッシー、ブーランジェ、プーランクのフランス作品、後半は藤倉大とショスタコーヴィチの作品を演奏し、“生死”をテーマにしたプログラムを展開する。
全文(日本語)

チェリストの北村陽は、2023年のブラームス国際コンクールで第1位を獲得し、2026年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで入賞した。これを受け、9月23日に第一生命ホールにて入賞記念リサイタルを開催する。

プログラムの前半はエリザベート王妃国際音楽コンクールでも演奏したナディア・ブーランジェの『3つの小品』、プーランクのソナタに、ドビュッシーのソナタを加えたフランス作品で構成される。北村は、ドビュッシーを他の二人の源流と位置づけ、幕開けに相応しいと語る。ブーランジェについては繊細なアンサンブルを、プーランクについてはシリアスさと機知のバランスを挙げ、バレエ等の体を使った音楽に近いと評した。

後半は藤倉大の『Nobody’s Nothings』とショスタコーヴィチのチェロ・ソナタが並ぶ。藤倉の作品は“芸術の喪失”をテーマとしており、北村は昨年のヴェルビエ音楽祭でW.E.シュミットの演奏を聴いて魅了されたという。ショスタコーヴィチのソナタについては、迫害や政治的弾圧という共通点がありつつも、明快で人間臭いロマンティックな音楽であると述べた。

全体を通したテーマは“生死”であり、各作品が死と対峙した上で生が輪郭を持つようなメッセージ性を持っていると北村は解説する。共演は室内楽の名手であるピアニストの秋元孝介が務める。

▼関連キーワード解説 (4)
ナディア・ブーランジェ人物・団体Wikipedia ↗

ナディア・ブーランジェ は、フランスの作曲家・指揮者・ピアニスト・教育者(大学教授)。最高水準にある音楽教師の一人として知られ、20世紀の最も重要な作曲家や演奏家の数々を世に送り出した。生涯を通じてフランスおよび外国で数多くの演奏会、講演を行い、世界各国から集まった生徒たちに始終プライベートで教え続けた。

ドビュッシー人物・団体Wikipedia ↗

クロード・アシル・ドビュッシー は、フランスの作曲家。長音階・短音階以外の旋法と、機能和声にとらわれることのない自由な和声法などを用いて作曲し、その伝統から外れた音階と和声の用い方から、19世紀後半から20世紀初頭にかけて最も影響力を持った作曲家の一人。

藤倉大人物・団体Wikipedia ↗

藤倉 大 は、日本の現代音楽の作曲家。所属事務所はKAJIMOTO。

ショスタコーヴィチ人物・団体Wikipedia ↗

ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ は、ソビエト連邦時代の作曲家。交響曲や弦楽四重奏曲が有名である。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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