Lorraine de Sagazan : « Aucun regard n’est innocent »
ロレーヌ・ド・サガザンがアンジェ=ナント・オペラでグルックの『オルフェオとエウリディーチェ』を演出、初のオペラ挑戦を語る

もしオルフェが、私たちが信じているような英雄ではなかったとしたら? アンジェ=ナント・オペラでグルックの『オルフェオとエウリディーチェ』を演出するにあたり、ロレーヌ・ド・サガザンは、親しみやすさの裏に影の部分が隠されているかもしれない神話を取り上げる。演劇の演出家であり美術家でもある彼女は、過度な崇敬も決別の意志も持たず、この作品が持つ自明性に問いを投げかける。「絶対的」と言われるこの愛について私たちは何を本当に知っているのか? そして、オルフェに救われる役に矮小化されがちなエウリディーチェには何が起こるのか? オペラへの初進出となる今回、彼女は演劇とは異なる作業時間や制約、舞台と音楽の対話の豊かさを経験している。確信よりも矛盾を好み、「無垢な視線など存在しない」と語る彼女へのインタビュー。
――オペラ界であなたをまだ知らない人に向けて、自己紹介をお願いします。
私は主に演劇の演出家ですが、美術家でもあります。美術も私の仕事を特徴づける要素です。哲学を学んだバックグラウンドもあるため、私の活動はこれらの異なる分野の交差点に位置しています。
――若い頃のオペラとの関わりや思い出はどのようなものでしたか?
オペラを知ったのはとても遅いです。劇場のないブルターニュの小さな町で育ちました。映像を少し見たことはありましたが、オペラというよりはコンサートのものでした。17歳でパリに出てきて、公演を見るお金が少しできたときは、むしろバレエに足を運んでいました。『オルフェオとエウリディーチェ』にもバレエが含まれていますから、私が舞台芸術に親しみ始めたのはそちらからでした。一方で、父が家でレコードをかけていたため、クラシック音楽はたくさん聴いていました。そのため、映像や演出を伴わずに音楽そのものに触れていました。
――過去の公演でも音楽や声を使っていましたが、今回の初オペラ体験のどこが新しかったですか?
厳密には完全な「初めて」ではありません。『Léviathan』では、ヴィラ・メディチで出会った現代作曲家のピエール=イヴ・マセにオペラ作品を委嘱し、舞台の一場面は完全にオペラ仕立てでした。その後、バッハのカンタータをめぐり、作曲家のオトマヌ・ルアティとともに『Chien』に取り組みました。ですから、音楽との協働は何度か経験していました。少し前からオペラの演出を考えてみないかと提案を受けており、今回挑戦することを決めました。演劇でのキャリアにおいて、新しい困難や、演劇よりも制約の多い全く異なる進行手順に立ち向かえる十分な基盤が整うのを待つ必要があったのだとも思います。
――この経験の前にはオペラにどんなイメージを持っていましたか? また見方は変わりましたか?
自分の仕事をしに来たという感覚があったので、劇場入りした際に特に恐れはありませんでした。不安だったのは主に「未知」の部分です。よく知らない環境に入れば、習慣から抜け出して適応しなければならず、危険を伴います。公演が出来上がった今、私はそれまで知らなかった多くのこと(合唱団の機能、オーケストラとの連携、指揮者との仕事、ソリストたちの日常の現実など)を理解しました。演劇との最も大きな違いは「時間」です。オペラでは制約が多く、稽古期間がはるかに短いです。演劇では即興を基盤に活動してきた私にとって、即興のための余白が少ないと感じました。
――演劇におけるあなたの作業手法について教えていただけますか?
私の手法は時間とともに変化してきましたが、長い作業期間を基本としています。例えば『Léviathan』では舞台の制作に16週間をかけましたが、オペラでは3週間半しかありませんでした。演劇では即興や、舞台とテキストの往復を通じて作品を作ります。稽古を通じて物事が生み出されていくのに対し、オペラではより多くのことを事前に予測しなければなりません。同じ種類の高揚感や発見の可能性ではありません。私は目の前にいる身体や個性と向き合い、舞台が日々どう変化するかを観察し、早い段階で固定化させないことを求めています。これには多少の調整が必要でしたが、この柔軟性を受け入れてくれる協力者たち、特にソリストたちや、稽古期間を通じて対話を重ねたアルフォンス・スマンと巡り合うことができました。
――配役の決定には関わりましたか?
もちろんです。それはかなり珍しいことだと言われました。私は非常に柔軟で、別の方向へ進む意欲があり、演じる役柄において必ずしも型にはまっていない演奏者を求めました。彼らの身体、個性、存在感が、すでに物語の一部を語り出すような存在を望んでいました。オペラの規範的な人物像にとどまるのではなく、その存在が最初は驚きを与え、やがてその役にふさわしいと納得できるような表現者を起用したいと考えました。
――アンジェ=ナント・オペラとの協働はどのように始まったのですか?
同劇場の新総監督であるアレクサンドル・ラクロワが、私の公演をいくつか見に来てくれたことがきっかけでした。オペラや劇場、その他の芸術組織のディレクターが、自分の専門領域に直結しない提案を見に行くことは極めて重要だと思います。そうすることで表現が豊かになり、すでに知っているものだけを追い求めることを防ぐことができます。そうでなければ、芸術は遺産やアカデミズムに陥るリスクがあります。私は普段から大人数のグループと作業しているため、その点も...


