LFコンサート
LF CLASSICWorld Classical Music News
MENU
♪
Portal
メニュー
Category
カテゴリ
Sources
情報ソース
🇯🇵 日本オーケストラぶらあぼ · 2026年10月21日 14:02 · ニュース· 約2分で読めます

九州交響楽団が2027年度シーズン・プログラムを発表首席指揮者・太田弦が記者会見に登場

九州交響楽団が2027年度シーズン・プログラムを発表、首席指揮者・太田弦らが記者会見に登壇

日本語要約
九州交響楽団は10月20日、2027年度の主催公演ラインナップを発表した。会見には首席指揮者の太田弦、理事長の五島久、専務理事の本田一郎、音楽主幹の柿塚拓真が登壇。今季は同じ作曲家の異なる作品を組み合わせたプログラムを12公演で展開する。4シーズン目を迎える太田は定期演奏会など計8公演を指揮。客演ではシルヴァン・カンブルランや小泉和裕が登場し、篠崎史紀による指揮者なしの公演や若手指揮者陣の登壇も発表された。また、赤字幅縮小など経営状況の改善の兆しや中期経営計画の進行についても報告された。
全文(日本語)

九州交響楽団は10月20日、2027年度の主催公演ラインナップを発表した。会見には首席指揮者の太田弦をはじめ、理事長の五島久、専務理事の本田一郎、音楽主幹の柿塚拓真が登壇した。9回の定期演奏会をはじめとする多彩なラインナップが披露され、今季の主催公演では、同じ作曲家の異なる作品を組み合わせたプログラムを12公演で展開し、知られざる魅力に迫る構成が特徴となっている。

首席指揮者4シーズン目を迎える太田は、定期演奏会2回、「天神でクラシック」全3回、熊本・大分での特別演奏会など計8公演を指揮する。4月の定期では、務川慧悟のピアノ独奏によるラフマニノフのピアノ協奏曲第4番と交響曲第1番を取り上げる。11月には英国音楽シリーズ第2弾として、エルガーのチェロ協奏曲と交響曲第1番を披露する。FFGホールで開催される「天神でクラシック」では、ベートーヴェンの偶数番号交響曲(第8番、第4番、第2番)とシベリウスの交響曲第3番、第4番、第6番を組み合わせ、日本人作曲家による室内楽作品も紹介する。

客演陣では、6月の定期にシルヴァン・カンブルランが登場し、メシアンとブルックナーの交響曲第9番を演奏。終身名誉音楽監督の小泉和裕は2028年1月の定期でリストの「ファウスト交響曲」を指揮する。

ミュージック・アドバイザーの篠崎史紀は「九響アフタヌーンセッション」に登場し、ベートーヴェンの《フィデリオ》序曲、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(独奏:入江一雄)、交響曲第5番「運命」を、全曲指揮者なしでコンサートマスターとしてオーケストラを率いる。

北九州演奏会には3人の若手日本人指揮者が登場する。6月は大井駿が桂冠コンサートマスターの豊嶋泰嗣を迎え、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲やムソルグスキーの「展覧会の絵」を指揮。11月は松本宗利音が「第九」、1月は坂入健司郎がニューイヤーコンサートを指揮する。

太田は「就任から2年半が経ち、九響とならどんな作品にも挑戦できるという手応えを感じています。何か一つの方向を極めるのではなく、幅広い音楽を自在に表現できる、懐の深いオーケストラでありたいと思っています」と語った。

会見では経営状況についても報告された。昨年10月に発表した経営改革プランの取り組みにより、2026年度は赤字幅が前年度同時期から4500万円縮小するなど改善の兆しが見られる一方、赤字は継続している。今年4月からは3ヵ年中期経営計画をスタートさせ、収支均衡と持続可能な楽団運営、地域に音楽を届け続けるための新たな指針づくりを進めているという。

▼関連キーワード解説 (6)
九州交響楽団人物・団体Wikipedia ↗

公益財団法人九州交響楽団 は、日本のオーケストラの一つで、福岡市を本拠地とする九州で唯一、公益社団法人日本オーケストラ連盟の正会員であるプロ・オーケストラである。国内の地方オーケストラの中では歴史が古い団体であり、九州の楽壇をリードする存在である。通称「九響(きゅうきょう)」。

太田弦人物・団体Wikipedia ↗

太田 弦 は、日本の指揮者。

五島久人物・団体Wikipedia ↗

五島 久 は、日本の銀行家。ふくおかフィナンシャルグループ社長兼福岡銀行頭取を務める。

務川慧悟人物・団体Wikipedia ↗

務川 慧悟 は、日本のピアニスト。愛知県知多郡東浦町出身。

ラフマニノフ人物・団体Wikipedia ↗

セルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフ は、ロシア帝国出身の作曲家、ピアニスト、指揮者。

エルガー人物・団体Wikipedia ↗

初代準男爵サー・エドワード・ウィリアム・エルガー は、イギリスの作曲家、編曲家、指揮者。もとは音楽教師でありヴァイオリニストでもあった。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
あわせて読みたい
次に読むなら
九州交響楽団 の他の記事
🇪🇸 スペインオーケストラニュースBeckmesser10/21 08:31
スペイン国立管弦楽団がダヴィト・アフカムとフランク・ペーター・ツィンマーマンと共にバレンシアのパラウ・デ・ラ・ムジカで公演へ
La ONE viaja a València junto a David Afkham
スペイン国立管弦楽団(ONE)は、ダヴィト・アフカムの指揮、フランク・ペーター・ツィンマーマンのヴァイオリン独奏により、バレンシアのパラウ・デ・ラ・ムジカで10月23日と24日に2公演を行う。演目はウォルトンのヴァイオリン協奏曲とラフマニノフの交響曲第2番。同楽団のパラウ・デ・ラ・ムジカでの演奏は2004年1月以来、20年以上ぶりとなる。
スペイン国立管弦楽団ダヴィト・アフカムパラウ・デ・ラ・ムジカ(バレンシア)
スペイン国立管弦楽団がダヴィト・アフカムとフランク・ペーター・ツィンマーマンと共にバレンシアのパラウ・デ・ラ・ムジカで公演へ
🇯🇵 日本オーケストラニュースGoogle News JP オケ地方210/20 16:33
5期連続赤字の九州交響楽団、再建に向けてファンの拡大や若手スタッフによる情報発信に注力
5期連続赤字 “九響”再建への挑戦 「音楽が好き」 その思いを原動力に魅力を発信 演奏する夢から支える仕事へ 【福岡発】 - Yahoo!ニュース
九州交響楽団は、新型コロナによる公演中止や来場者減少などの影響で5期連続の赤字となり、2023年度の赤字額は9400万円に上っている。2025年7月に理事長に就任したふくおかフィナンシャルグループの五島久社長のもと、ファンや来場者の増加を目指して再建に取り組んでいる。現場では、かつて福岡ジュニアオーケストラで初代団長を務めた経歴を持つ営業部の若手スタッフ・中通誉宏さんが、チケット対応のほかSNSでの発信や動画編集などを兼務し、魅力を届ける裏方として支えている。
九州交響楽団五島久
🇯🇵 日本オーケストラニュースGoogle News JP オケ地方210/20 16:33
九州交響楽団が5期連続の赤字に直面、黒字化とファン獲得に向けた再建の取り組みを進める
5期連続赤字 “九響”再建への挑戦 「音楽が好き」 その思いを原動力に魅力を発信 演奏する夢から支える仕事へ 【福岡発】 - FNNプライムオンライン
九州交響楽団は新型コロナの影響による公演中止や来場者減少等により5期連続の赤字となり、2023年度には赤字額が9400万円に達した。経営再建に向け、2025年7月にふくおかフィナンシャルグループの五島久社長が理事長に就任しファン拡大を進めている。楽団最年少スタッフの中通誉宏さんが営業やSNS広報などで現場を支える中、2025年度の赤字額は2900万円まで改善。中期経営計画では県外公演やSNS発信の強化が掲げられている。
九州交響楽団五島久
九州交響楽団 の記事をすべて見る →
同じテーマの最近の記事
🇪🇸 スペインクラシック全般ニュースBeckmesser10/21 08:31
パウ・カザルス財団、セルバンテス文化センターで生誕150周年記念事業「Casals150」を発表
La Fundación Pau Casals presenta en el Instituto Cervantes Casals150, que reivindica el legado del músico y su compromiso con la paz
パウ・カザルス財団は、セルバンテス文化センターで生誕150周年記念「Casals150」を発表した。2027年10月までに230以上の活動が予定され、既に23,600人以上が参加している。マドリードやニューヨークなど国際的な展開が追加された。
パブロ・カザルスロンドン・フィルハーモニー管弦楽団セルバンテス文化センター
パウ・カザルス財団、セルバンテス文化センターで生誕150周年記念事業「Casals150」を発表
🇪🇸 スペインクラシック全般ニュースBeckmesser10/21 10:31
Beckmesser.comによるクラシック音楽ニュースまとめ(2026年10月)
Noticias musicales de octubre de 2026
Beckmesser.comおよび各メディアによる2026年10月のクラシック音楽ニュース一覧。テアトロ・レアルの活動、アレクサンドル・ブロシュ指揮RTVE響、ミラノ・スカラ座のストライキによる公演中止、パウ・カザルス生誕150周年記念公演など国内外の動向を伝える。
アレクサンドル・ブロシュRTVE交響楽団テアトロ・レアル
Beckmesser.comによるクラシック音楽ニュースまとめ(2026年10月)
🇯🇵 日本クラシック全般ニュースGoogle News JP 古楽10/21 13:32
音楽学者・岡田暁生による新著『指揮者の歴史』が新潮選書より刊行
クラシック音楽ファン必読! ベルリオーズ、ワーグナー、フルトヴェングラー、カラヤン……カリスマの根源を探究する『指揮者 - ニコニコニュース
音楽学者の岡田暁生による書籍『指揮者の歴史』が新潮選書から刊行された。本書は、指揮者がいつ生まれ、どのような経緯を辿って現代の存在になったのかという指揮者そのものの通史に挑んだもの。「近代社会と権力」の文脈から巨匠たちの系譜を描いている。
岡田暁生エルンスト・フォン・シューフ
タグ
九州交響楽団太田弦五島久本田一郎柿塚拓真務川慧悟ラフマニノフエルガーベートーヴェンシベリウスシルヴァン・カンブルランメシアンブルックナー小泉和裕リスト篠崎史紀入江一雄大井駿豊嶋泰嗣モーツァルトムソルグスキー松本宗利音坂入健司郎FFGホールピアノ協奏曲第4番交響曲第1番チェロ協奏曲交響曲第3番交響曲第9番ファウスト交響曲ダンテ交響曲《フィデリオ》序曲ピアノ協奏曲第5番「皇帝」交響曲第5番「運命」ヴァイオリン協奏曲展覧会の絵第九
原文を読む → ぶらあぼ
この記事をシェア
X でシェアFacebookLINE
← 記事一覧に戻る