夏に聴くオススメのクラシック フランス人音楽家の演奏で、粋で洒脱でウイットに富む音色を愉しむ - dメニューニュース
夏に聴くオススメのクラシック フランス人音楽家の演奏で、粋で洒脱でウイットに富む音色を愉しむ
日本語要約
音楽ジャーナリストの伊熊よし子氏が、夏に聴くオススメのクラシックとして、セドリック・ペシャによるバッハの「フランス組曲」と、ジャン=ギアン・ケラスとアレクサンドル・タローによる共演30周年記念アルバムを紹介している。
全文(日本語)
■Cedric Pescia
セドリック・ペシャは以前から自宅でバッハの「フランス組曲」をクラヴィコードで弾いていたという。クラヴィコードは16世紀から18世紀に使用された鍵盤楽器で、バッハをはじめとする作曲家が好んで演奏した。音量は小さいが、強弱がつけられる。そうした経験が生かされ、ペシャの「フランス組曲」は音色や響きを非常に重視して弾き分け、「歌」を意識させる。(ナクソス)
■Jean-Guihen Queyras & Alexandre Tharaud
ケラスとタローはお互いに「鏡を見ているよう」というほど似た者同士で音楽はピタリと合う。ただし、性格はまったく異なり、ケラスがおおらかで社交的、タローはひとりでいるのが好きで内省的。そんな彼らが30年の共演を記念し、美しい旋律に彩られた名曲や小品を集めて2枚組のアルバムにまとめ上げた。新録音も含まれ、二人の足跡が堪能できる。(ファインアーツ・ミュージック)
文=伊熊よし子(音楽ジャーナリスト)
(ENGINE2026年8月号)
タグ
セドリック・ペシャフランス組曲
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