若き声楽家、国内外から 11月に浜松市で若手の登竜門「静岡国際オペラコンクール」 - dメニューニュース
第10回静岡国際オペラコンクールが11月にアクトシティ浜松で開催
若手オペラ歌手の登竜門「静岡国際オペラコンクール」(県など主催、中日新聞東海本社後援)が11月、アクトシティ浜松(浜松市中央区)で開かれる。第10回を迎える今回は60人程度が出場するほか、声楽家を育成しようと、高校生らが世界的オペラ歌手から指導を受けられる「公開レッスン」が初めて開かれる。チケットが一般販売されている。
コンクールは3年に1度「音楽の都」である浜松で開催しており、第1次予選を11月14〜16日、第2次予選を18、19日、本選を22日に開く。予選はいずれもピアノ伴奏。本選は東京交響楽団のオーケストラがステージ上で伴奏し、出場者がオペラアリア(独唱)2曲を披露する。国際音楽コンクール世界連盟に声楽分野で加盟する国内唯一のコンクールで、国内外の若き実力者たちが集う。
応募資格は33歳以下で、今回は過去2番目に多い45の国と地域から351人の応募があった。中国からの応募が最も多い93人を占め、日本82人、韓国66人と続いた。選考を経て、59人の参加予定者が決定し、県内出身者では前回も本選に進んだバリトン歌手の伊藤尚人さん(29)=富士市=が出場する。
11月21日には「マスタークラス」と呼ばれる公開レッスンも開催。講師をブルガリア人メゾソプラノ歌手のヴェッセリーナ・カサロヴァさんとイタリア人ソプラノ歌手のエヴァ・メイさんの2人が務める。8月28日にはレッスンを受ける動画審査会が開かれ、9月にも受講生4人を決定する。声楽を学ぶ浜松江之島高と清水南高の生徒も特別枠で受講する。
実行委員長を務める平木省副知事は「多くの県民のみなさんに会場に足を運んでもらい、一流の歌声を堪能してもらえたら」と来場を呼びかける。コンクールは県ゆかりの世界的オペラ歌手である三浦環(1884〜1946年)の没後50年にあたる1996年から開催している。チケットは「チケットぴあ」ウェブサイトで販売中。第1次予選は自由席千円、第2次予選は自由席1500円で、いずれも学生は500円。本選はS席4千円、A席3千円、B席2千円、自由席1500円、学生千円。公式プログラム付きの全日通し券は8千円。
