O disco, o streaming e a “música justa”
音楽配信プラットフォーム「Fair Music」が欧州で立ち上げられ、透明性とアーティストの権利保護を目指す

レコード、ストリーミング、そして「公正な音楽」
欧州で立ち上げられた新しいストリーミングプラットフォームが、透明性、公平性、そして著作権の保護を追求している。
前月のコラムでは、アルバムの物理メディアへの回帰、すなわちCDやLPの復興について取り上げた。これらは、懐古主義者だけでなく、クラウド時代に育った新しい世代からも支持されている。物理的なオブジェクトそのもの以上に、この種の消費において魅力的に思えるのは、「昔ながら」のアルバムが完結したコンセプトを持っているという点である。それは楽曲の選択や曲順、内容と対話するようなジャケットや画像、レイアウトを含むグラフィックデザイン、そして作品に関する重要な情報や歌詞(適切なクレジット付き)、レパートリーや制作過程についての興味深いテキストが掲載されたブックレットなどによって構成されている。
しかし、物理メディアの歓迎すべき復興は、ストリーミングプラットフォームが脅かされていることを意味するわけではなく、短期的・中期的にその規模が縮小することも意味しない。周知の通り、この新しい音楽消費形態には多くの問題がある。アーティストへの報酬はわずかであり、ロイヤリティの分配方法には不透明さがある。最近では、人工知能(AI)によって生成された詐欺的なコンテンツの増殖も見られる。また、アルゴリズムによる推奨は消費を均質化させ、すでに多く聴かれているものばかりを提示する傾向がある。
7月末に立ち上げられた欧州のイニシアチブは、この状況を打開する一助となることを約束している。それがストリーミングプラットフォーム「Fair Music」(https://music.fairmusic.io/)である。この取り組みの背後には強力な組織が存在する。1949年にユネスコによって設立され、現在約150カ国に代表を持つ、音楽分野の組織・機関による世界最大のネットワークである「国際音楽評議会(International Music Council)」と、音楽業界における著作権やメタデータの管理、保護、収益化(特にAIの文脈において)に特化した企業「New Internet Media(NIM)」である。
開発者らによれば、Fair Musicは「公正さ、透明性、そしてアーティストのエンパワーメント」に基づいて構築された。プラットフォームは現在ベータ版であり、ユーザーがテストに協力できる仕組みとなっている。彼らは、従来のプラットフォームによる音楽消費体験やアーティストへの報酬体系に大きな変革をもたらすと約束している。主な変更点は以下の通りである。
メタデータの透明性:音楽の真の制作者を隠す従来のプラットフォームとは異なり、Fair Musicは「インテリジェントな登録簿」として機能し、検証済みのクレジットをリアルタイムで表示する。作曲家からスタジオミュージシャンまで、すべての協力者が正確に認識され、報酬を受け取る。
人間による創作の優先:100%人間による創作は標準料金で評価される一方、AI生成楽曲には25%の上限が設けられ、ストリーミング詐欺を防止する。開発者によれば、この制限によりAIによる大量ストリーミングは経済的に採算が取れなくなり、「ボットファーム」の損益分岐点を下回る。同時に、AIの助けを借りた正当な作品には公正な報酬を支払うと約束している。
「不可侵のデジタル指紋」:他のプラットフォームとは異なり、アーティストは楽曲をアップロードしても作品のコントロールを失うことはない。楽曲が登録されるたびに一種の「音楽的DNA」が付与され、無許可のAIクローンや不適切なリミックスなどを防ぐ。
透明な推奨アルゴリズム:従来のプラットフォームの推奨アルゴリズムは透明性に欠け、すでに注目されているアーティストを優遇する。そのため、無名のバンドやアーティストがユーザーのフィードに表示される可能性は極めて低い。Fair Musicはこの点において完全に透明で公平であることを約束する。リスナーは好みをカスタマイズでき、さらに中立的なバイアスによって、再生数が再生数を生むという人気主導のアルゴリズムから脱却し、真の発見が可能になる。
クリエイターや音楽愛好家にとって、この新しいストリーミングへのアプローチを探求する価値はあるだろう。ベータ版であるため、ユーザーからのフィードバックは改善に役立てられると開発者は約束している。「アーティストが音楽を創造する。したがって、彼らが体験の所有者であるべきだ」というのがFair Musicの創設者たちのモットーである。リスナーにとっては、個人的で公正な、コミュニティ主導のストリーミング体験が魅力となっている。