Antonello Manacorda nouveau directeur musical et artistique des Siècles
アントネッロ・マナコルダが「レ・シエクル」の音楽・芸術監督に就任
オーケストラ「レ・シエクル」は、その会長であるピエール・シャルヴェを通じて、本日シャンゼリゼ劇場での記者会見にて、新しい音楽・芸術監督の任命を発表した。同劇場は、トゥールコワン・リリック・アトリエと同様に、当楽団のレジデンス先であり、楽団が定期的にピットに入る場所でもある。
アントネッロ・マナコルダは、2027/2028シーズンより就任し、当初の契約期間は3年間となる。
ピエール・シャルヴェによれば、マナコルダは「あらゆる困難を乗り越える、世界でも類を見ないこの楽団」を指揮するために「すべての条件を満たす」指揮者であるという。このフランス系イタリア人の指揮者への選出は、満場一致で決定した。決定的な出会いは、2025年11月にシャンゼリゼ劇場で行われたコンサートの際であった。当時は楽団にとって繊細な時期であったが、楽団員は「素晴らしい」「敬意」を感じる体験をし、指揮者側も彼らとの仕事を「容易で自然」だと感じた。
クラウディオ・アバドと親交のあったヴァイオリニストでもあるこの指揮者は、「民主的」な精神のもと、押し付けるのではなく共有することを意図している。常任指揮者の役割を好むと主張する彼は、楽団の発展という使命を担うプロジェクト型の人間であると語る。これは彼が2010年から2025年まで芸術監督を務めたポツダム室内管弦楽団で15年間行ってきた仕事である。
マナコルダはレ・シエクルにおいて、ドイツ的な側面をもたらしたいと語り、古楽器でマーラーやブラームスを演奏することを夢見ている。オペラに関しては、フランス的な側面として、最初のシーズンに『タイス』を指揮する予定である。なお、来シーズンは引き続き客演指揮者が楽団を率いることになる。
この発表は、2003年に楽団を創設したフランソワ=グザヴィエ・ロトの退任から2年後に行われた。楽団の精神と遺産の中にその存在はあるものの、ロトの名前は直接言及されなかった。レ・シエクルは公式サイトにて、性差別的および性的な暴力の報告プロトコルを導入し、「あらゆる形態の(暴力を)非難する」と表明している。
こうした状況の中、創設から23年を経てレ・シエクルの新たなページが開かれることに、総代表のエンリケ・テランは感慨を隠せない様子であった。
