Japan National Orchestra 5周年スペシャル対談 反田恭平×岡本誠司×荒木奏美
Japan National Orchestra 5周年スペシャル対談 反田恭平×岡本誠司×荒木奏美

ジャパン・ナショナルオーケストラ(JNO)の設立5周年を記念し、創設者の反田恭平、ヴァイオリニストの岡本誠司、オーボエ奏者の荒木奏美による対談が行われた。
JNOの起源は2018年、反田恭平と弦楽器奏者8名による「MLMダブル・カルテット」の結成に遡る。岡本は、反田がピアニストでありながらオーケストラを作りたいという構想を語ったことがきっかけで参加したと振り返る。荒木は、反田からの誘いを受け、管楽器奏者として協力することになった経緯を語った。反田は、自身の留学経験から日本の若手奏者の人脈が少なかったため、二人の紹介が大きな助けになったと述べた。
オーケストラ運営について、反田は「妥協なく音楽ができるアンサンブル」を目指し、指揮者と奏者が本音で議論を交わす環境を重視している。岡本と荒木も、リハーサルでの率直な意見交換が音楽を磨くために不可欠であると語った。反田は、ソリストとしての経験から理想の音を追求し、メンバーと共に技術や表現を模索する姿勢を貫いている。
5周年記念ツアーではブラームスの作品を取り上げる。反田は、恩師からの助言もあり、ブラームスは生涯取り組みたい作曲家であると語った。ツアーではピアノ協奏曲の弾き振りにも挑戦する。岡本と荒木は、JNOならではの室内楽的な音楽作りができることを楽しみにしていると述べた。
今後の展望として、反田はハイドンの交響曲や、自身が指揮するピアノ協奏曲のレパートリー拡大を挙げた。また、10周年にはゲストを招いた大編成の「ドリームオーケストラ」を実現したいという夢を語った。反田は、音楽を愛し、仲間と誠実に向き合える人たちが集まるオーケストラが理想であると締めくくった。
なお、「反田恭平&ジャパン・ナショナル・オーケストラ 夏ツアー2026」が2026年8月29日から9月17日にかけて、熊本、長崎、奈良、東京、岐阜、兵庫、鳥取で開催される。
