[Updated on 21 July] Institute for Research in Opera and Music Theatre: Exploring Gilbert and Sullivan’s The Mikado: A Lecture Concert - waseda.jp
【7月21日更新】早稲田大学オペラ・音楽劇研究所:ギルバート&サリヴァン『ミカド』を探求するレクチャーコンサート
【要旨】
1885年のロンドンでジャポニスムの流行の最中に初演されたギルバート&サリヴァンの『ミカド』は、架空の、そして極めて非現実的な「日本」を舞台としています。日本や日本人に対する誤った描写や、舞台上で「日本の天皇」として提示されるキャラクターの扱いに関する懸念から、この物語が日本で上演されることは稀でした。過去10年間、世界中のギルバート&サリヴァン協会が従来の演出を離れ、より攻撃性の低い再解釈を試みる動きを見せる一方で、日本の演劇愛好家がこの議論に参加することはほとんどありませんでした。その主な理由は、作品そのものや、英語圏で伝統的にどのように上演・評価されてきたかを知る機会が少なかったためです。
この情報格差を埋め、十分な情報に基づいた議論を促進するため、本レクチャーコンサートでは、まず『ミカド』の世界を紹介し、そのあらすじと近年の再解釈の傾向を概説します。続いて、実績あるソリストや新進気鋭のソリストたちが『ミカド』の抜粋を演奏し、ギルバートの言葉の妙とサリヴァンの音楽的熟練の魅力的な組み合わせを披露します。
【イベント概要】
- 日時:2026年9月12日(土)14:00~16:30(日本標準時)
- 会場:早稲田大学 小野記念講堂
- 入場料:一般公開、事前登録制
- 言語:レクチャーは日本語、コンサートは英語歌唱(日本語字幕付き)
- 主催:早稲田大学総合研究機構 オペラ・音楽劇研究所(WIROM)
- 制作:Concordia
本プロジェクトはJSPS科研費 JP23K12045の助成を受けています。
【プログラム】
開会の辞:石井美智子
『ミカド』入門:大西由紀
『ミカド』抜粋コンサート演奏:
北川辰彦(バス・バリトン)、吉田連(テノール)、井出壮志朗(バリトン)、岩見陽大(バリトン)、松田健(テノール)、福士紗希(ソプラノ)、持田温子(メゾ・ソプラノ)、天笠佳奈(ソプラノ)、杣友恵子(メゾ・ソプラノ)、清水綾(ピアノ)、芦沢真理(ピアノ)
閉会の辞:大西由紀
【登壇者プロフィール】
大西由紀は、大東文化大学の比較文学・文化の講師であり、早稲田大学オペラ・音楽劇研究所(WIROM)の招聘研究員。初の単著『日本オペラの誕生 1902-1923』(新和社、2018年)は、日本演劇学会および日本比較文学会から賞を受賞。2017年に東京大学大学院総合文化研究科で博士号を取得。
【登録】
入場無料。先着200名限定。オンラインでの事前登録が必要です。
https://forms.gle/NLjrXYF2gA19DC1s9
登録受付は2026年6月15日(月)10:00に開始し、2026年9月11日(金)23:59に終了します。
定員に達し次第、締め切ります。
【6月24日追記】
多数の申し込みにより登録を締め切りました。8月上旬に第2次募集を行う可能性があります。更新情報は本ページで共有します。
【7月21日追記】
オンライン登録の第2次募集を2026年8月16日(日)10:00より上記URLにて開始します。先着順で受け付け、定員に達し次第締め切ります。
【問い合わせ】
mikado20260912[at]gmail.com