The Gilmore to Broadcast Premiere of ‘American Sputnik’
ギルモア財団、『アメリカン・スプートニク』の初演映像を配信へ
ギルモア財団は、1958年のチャイコフスキー国際コンクールにおけるピアニスト、ヴァン・クライバーンの優勝を題材とした新作の1幕モノドラマ『アメリカン・スプートニク』の配信を、7月12日に同財団のYouTubeチャンネルを通じて行う。
エヴァン・マックが作曲し、マーク・キャンベルが台本を手がけた本作は、アーヴィング・S・ギルモア国際ピアノフェスティバルの一環として、2026年5月1日にカラマズーのチェネリー・オーディトリアムで初演された。本作はギルモア財団とカラマズー交響楽団による共同委嘱作品であり、両者のパートナーシップは、これまでリチャード・アダムスの2台のピアノと打楽器アンサンブルのための『タンデム・ヴォイシズ』などを生み出してきた。初演には、ジュリアン・クエルティ指揮のカラマズー交響楽団、バリトン歌手のジョセフ・ラッタンツィ、ピアニストのスタニスラフ・フリステンコが出演した。
公式プレスリリースによると、ギルモア財団のエグゼクティブ兼アーティスティック・ディレクターであるピエール・ヴァン・デル・ウェストハイゼン博士は、「『アメリカン・スプートニク』の委嘱、上演、そして今回の配信は、ピアノフェスティバルが提供できるものの境界を押し広げるというギルモアのビジョンを反映しています」と述べている。
1989年に設立されたギルモア財団は、マシュー・オーコイン、エリオット・カーター、チック・コリア、ニコ・ミューリーらを含む作曲家に45以上のピアノのための新作を委嘱してきたほか、ギルモア・アーティスト賞および関連プログラムを通じて300万ドル以上の助成を行ってきた。今回の配信映像は、今後ギルモア財団のYouTubeチャンネルで永続的に視聴可能となる。