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🇯🇵 日本オーケストラクラシックナビ · 2026年10月18日 11:02 · レビュー· 約1分で読めます

マティアス・バーメルト指揮 NHK交響楽団 第2072回 定期公演 Aプログラム

マティアス・バーメルトが代役指揮、NHK交響楽団第2072回定期公演でブルックナーの交響曲第5番を演奏

日本語要約
病気療養のため来日を断念したヘルベルト・ブロムシュテットに代わり、マティアス・バーメルトがNHK交響楽団第2072回定期公演Aプログラムに登場。ブルックナーの交響曲第5番を指揮し、高い集中力による名演を繰り広げた。
全文(日本語)

ヘルベルト・ブロムシュテットが医師の助言により来日を断念したため、カバー指揮者として告知されていたマティアス・バーメルトがNHK交響楽団の第2072回定期公演Aプログラムに登場し、ブルックナーの交響曲第5番を指揮した。

第1楽章は威厳に満ちたアダージョの導入から始まり、低弦のピッツィカート、弦の対話、総奏、金管のコラールが響いた。三つの主題が描き分けられ、展開部末尾では全管弦楽によるスフォルツァンドが引き締め、終結部では巨大な頂点を築いてティンパニの一打とともに閉じた。第2楽章では、休止後の弦による第2主題が各楽器へと受け継がれ、純粋な響きが形成された。第3楽章スケルツォでは、鋭く刻まれる木管の主題や好調な金管の支え、田園舞曲や牧歌的なトリオとの自然な対比が示された。

第4楽章では、第1楽章導入部や第2楽章の主題を接合するクラリネットの動機を低弦が引き継ぎ、厚みのあるフーガから全管弦楽へと拡大。金管のコラール主題や応答する弦の上昇、ティンパニのトレモロに続き、コラール主題と接合動機による二重フーガが展開された。さらに第1楽章アレグロの主題も加わって三つの主題が絡み合い、最後は金管のコラールが鳴り渡り、第1楽章アレグロ主題の冒頭動機で終結した。演奏後、バーメルトのタクトは止まったまま約10秒の静寂が続いた。

【公演データ】

NHK交響楽団 第2072回 定期公演 Aプログラム

日時:10月17日(土)18:00(他日公演:10月18日(日)14:00)

会場:NHKホール

指揮:マティアス・バーメルト

管弦楽:NHK交響楽団

コンサートマスター:郷古廉

プログラム:ブルックナー/交響曲第5番 変ロ長調

(評:長谷川京介)

▼関連キーワード解説 (5)
マティアス・バーメルト人物・団体Wikipedia ↗

マティアス・バーメルト は、スイスの指揮者、作曲家。

ヘルベルト・ブロムシュテット人物・団体Wikipedia ↗

ヘルベルト・ブロムシュテット は、アメリカ生まれのスウェーデン人指揮者。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、バンベルク交響楽団、シュターツカペレ・ドレスデンなどの名誉指揮者。NHK交響楽団の桂冠名誉指揮者。セブンスデー・アドベンチスト教会の信徒でもある。

NHK交響楽団人物・団体Wikipedia ↗

公益財団法人NHK交響楽団 は、日本にあるオーケストラの一つ。通称「N響(エヌきょう)」。所在地は東京都港区高輪二丁目16番49号。公益社団法人日本オーケストラ連盟正会員。近衛秀麿らによって設立された「新交響楽団」が源流である。

郷古廉人物・団体Wikipedia ↗

郷古 廉 は、日本のヴァイオリニスト。NHK交響楽団第1コンサートマスター。

NHKホール会場Wikipedia ↗

NHKホール は、東京都渋谷区神南のNHK放送センター内に所在する多目的ホール。日本放送協会(NHK)が所有し、同協会の関連法人である一般財団法人NHK財団が運営を行っている。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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