日本語要約
フランスの著名なカウンターテナー、フィリップ・ジャルスキーが、就労ビザ取得の困難を理由に予定されていた北米ツアーの中止を発表しました。ボストン、サンディエゴ、シアトル、バンクーバー、ケベックでの公演が対象となります。ジャルスキーとアンサンブル・アルタセルセは、可能な限り振替公演の実現を目指しており、各主催者と調整を進めています。バロック音楽の第一人者であるジャルスキーは、数々の賞を受賞し、世界的な指揮者やアンサンブルと共演を重ねてきました。今回の突然の中止は、北米のバロック音楽ファンにとって大きな失望となっています。
全文(日本語)
フランスのカウンターテナー、フィリップ・ジャルスキーは、適切な就労ビザの取得が困難であったことを受け、予定していた北米ツアーを不本意ながら中止しました。
ジャルスキーと彼のグループ「アンサンブル・アルタセルセ」は、アメリカとカナダの両岸で公演を行う予定であり、ボストン、サンディエゴ、シアトル、バンクーバー、ケベックでのコンサートが計画されていました。
彼らは可能な限りこれらのコンサートの振替開催を目指しており、「アーリー・ミュージック・シアトル」は、ジャルスキーのマネジメント側と将来の公演機会確保に向けて既に調整中であることを認めましたが、現時点では公表できる段階ではないと付け加えました。
存命する最も重要なカウンターテナーの一人であるジャルスキーは、エコー・クラシック賞やヴィクトワール・ド・ラ・ミュージック賞を複数回受賞しています。
オペラの舞台では主にバロック・レパートリーを歌い、ラルペッジャータ、レ・ザール・フロリサン、アンサンブル・マテウス、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル、ル・コンセール・ダストレ、ル・セルクル・ド・ラルモニー、エウローパ・ガランテといった団体や、クリスティーナ・プルハール、ウィリアム・クリスティ、ジャン=クリストフ・スピノージ、マルク・ミンコフスキ、ルネ・ヤーコプス、ジェレミー・ロレール、エマニュエル・アイム、ジャン=クロード・マルゴワール、ファビオ・ビオンディといった指揮者たちと共演してきました。
また、ピアニストのジェローム・デュクロと共に世紀末フランス歌曲を探求しているほか、ザルツブルク音楽祭などでマルク=アンドレ・ダルバヴィが彼のために作曲した現代声楽曲も披露しています。
「ボストン、サンディエゴ、シアトル、バンクーバー、ケベックの親愛なるバロック音楽ファンの皆様、断腸の思いで発表しなければなりません…」
原文(抜粋)
The French countertenor Philippe Jaroussky has reluctantly cancelled his planned tour of North America, following difficulties securing the right work visa.
Jaroussky and his group Ensemble Artaserse were scheduled to appear on both coasts of America and Canada, with concerts in Boston, San Diego, Seattle, Vancouver, and Québec.
They are aiming to reschedule these concerts where possible, and Early Music Seattle noted that it was already working with Jaroussky's management to secure a future performance opportunity, but added it was not yet in a position to communicate this to the public.
One of the foremost living countertenors, Jaroussky is the recipient of multiple Echo Klassik and Victoires de la Musique awards.
On the opera stage, he sings mostly Baroque repertoire and…
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