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🇯🇵 日本オーケストラGoogle News JP オケ東京2 · 2026年11月7日 03:02 · インタビュー· 約2分で読めます

カーチュン・ウォンが語るブルックナー第8番──日本フィル第787回東京定期演奏会 - fan.pia.jp

日本フィル首席指揮者のカーチュン・ウォンが第787回東京定期演奏会でブルックナーの交響曲第8番を指揮

日本語要約
日本フィルハーモニー交響楽団の第787回東京定期演奏会において、首席指揮者カーチュン・ウォンがブルックナーの交響曲第8番(ノヴァーク版)を指揮する。ウォンは約15年前にクルト・マズアやベルナルト・ハイティンクからブルックナーを学んだ経験や、作品の構成への見解、作品を「言葉のないオペラ」と捉えていることなどを語った。公演は東京芸術劇場 コンサートホールにて開催される。
全文(日本語)

2027年1月、日本フィルハーモニー交響楽団の東京定期演奏会で、首席指揮者カーチュン・ウォンがブルックナーの交響曲第8番を指揮する。ウォンがこの作曲家を学び始めたのは約15年前で、指揮者のクルト・マズア、ベルナルト・ハイティンクに教えを受けた。

ウォンは、「マスタークラスでは、私たち若い指揮者はブルックナーを神聖な作曲家だと考えがちでした。でも、ハイティンクが教えてくれたのは、とても人間的なブルックナーです。彼は信仰に篤い一方、人間として多くの欠点もありました。神の完全さより、人間らしい不完全さや脆さに心を動かされます。マズアから学んだ第4番も、寺院や教会のように捉えるのではなく、ロマンに満ちた旅として向き合う音楽でした」と振り返る。

ブルックナーの構成については、寿司の食べ方にたとえて説明している。

「単純化したり、軽く扱ったりするつもりはありません。とても深遠な音楽です。ただ、若い頃から、その構成は寿司の食べ方に似ていると思っていました。赤身のまぐろをいただき、こはだ、かんぴょう巻へ進む。もう少しまぐろが欲しくなって、また二貫頼む。好きなものを繰り返しながら全体を組み立てるのです」

ブルックナーの音楽でも一つの部分が数分間続き、別の部分へ移り、やがて戻ってくる。それぞれが柱となり、反復と組み合わせで大聖堂のような建築を形づくる。「大トロばかりでは、私のようなおじさんには脂が多すぎますから(笑)。音楽にも全体のバランスが必要です」と述べている。

楽譜や文献の研究に何百時間も費やす一方、素朴な感覚も大切にしているとし、「人生の経験を重ねて同じ交響曲に戻ると、まるで新しい作品のように見えるものです」と語る。また、第8番を管弦楽による「言葉のないオペラ」とたとえ、日本フィルに対しては「解釈の好みは人それぞれでしょう。でも日本フィルの演奏には、リハーサルが始まる前から100パーセントの信頼を寄せています」と期待を寄せた。

【公演情報】

日本フィルハーモニー交響楽団 第787回東京定期演奏会

■日程

1月29日(金) 19:00開演 東京芸術劇場 コンサートホール

1月30日(土) 14:00開演 東京芸術劇場 コンサートホール

■出演

指揮:カーチュン・ウォン[首席指揮者]

演奏:日本フィルハーモニー交響楽団

■曲目

ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB108(ノヴァーク版)

▼関連キーワード解説 (4)
日本フィルハーモニー交響楽団人物・団体Wikipedia ↗

公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団 は、日本のプロオーケストラ。略称は、日本フィルまたは日フィル。日本オーケストラ連盟正会員。

カーチュン・ウォン人物・団体Wikipedia ↗

カーチュン・ウォン は、シンガポール出身の指揮者で、日本フィルハーモニー交響楽団およびハレ管弦楽団の首席指揮者。

クルト・マズア人物・団体Wikipedia ↗

クルト・マズア は、ドイツの指揮者。東ドイツで建国期から活動し、ドイツ再統一後は国際的に活動の場を広げた。

ベルナルト・ハイティンク人物・団体Wikipedia ↗

ベルナルト・ヨハン・ヘルマン・ハイティンク は、オランダの指揮者。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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