Metropolitan Opera Announces Winner of Beverly Sills Artist Award for 2026
メトロポリタン・オペラ、2026年度ビバリー・シルズ・アーティスト賞の受賞者を発表
故アグネス・ヴァリス氏からの寄付により2006年に設立されたメトロポリタン・オペラの「ビバリー・シルズ・アーティスト賞」は、5万ドルの賞金が授与され、メトロポリタン・オペラでキャリアを築きつつある才能ある歌手に毎年贈られます。2026年度の受賞者には、テノール歌手のベン・ブリスが選ばれました。
ブリスは、リンデマン・ヤング・アーティスト・ディベロップメント・プログラムの一員として、ワーグナーの『ニュルンベルクのマイスタージンガー』のフォーゲルゲザング役でデビューした2014年以来、メトロポリタン・オペラで定期的に歌っています。
彼はこれまで、ドニゼッティの『ランメルモールのルチア』のアルトゥーロ役、モーツァルトの『後宮からの誘拐』のベルモンテ役、『魔笛』のタミーノ役、『コジ・ファン・トゥッテ』のフェランド役、『ドン・ジョヴァンニ』のドン・オッターヴィオ役、ワーグナーの『さまよえるオランダ人』の舵取り役、ストラヴィンスキーの『放蕩者のなりゆき』のトム・レイクウェル役、ジャニーン・テゾーリの『グラウンデッド』のエリック役など、メトロポリタン・オペラで幅広い役柄を演じてきました。
ブリスはまた、カナダ・オペラ・カンパニー、パリ・オペラ座、バイエルン州立歌劇場、ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウス、パリのシャンゼリゼ劇場など、他の歌劇場にも数多く出演しています。
さらにコンサートの舞台にも立っており、マイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ交響楽団とのベートーヴェンの交響曲第9番の演奏や、ロンドンのウィグモア・ホールでのソプラノ歌手ルイーズ・アルダーとのリサイタルなどがハイライトとして挙げられます。
なお、ビバリー・シルズ賞の過去の受賞者には、ジョイス・ディドナート、ジェイミー・バートン、リゼット・オロペサなどがいます。
