神奈川フィルが2027-28シーズン・ラインナップを発表! 沼尻竜典音楽監督との6年目、多彩な「初演」に挑む
神奈川フィルハーモニー管弦楽団が2027-28シーズン・ラインナップを発表

神奈川フィルハーモニー管弦楽団が横浜市内で記者会見を開き、2027-28シーズン(2027年4月~28年3月)の主催公演ラインナップを発表した。会見には沼尻竜典(音楽監督)、上野孝(理事長)、榊原徹(音楽主幹)ら5人が登壇した。
上野理事長は、活動拠点である横浜みなとみらいホールが2028年4月から改修休館に入ることに触れ、厳しい影響を危惧しつつも活動を継続する決意を述べた。
新シーズンは「みなとみらいシリーズ」(全9回)、「音楽堂シリーズ」(全4回)、「ミューザ川崎シリーズ」(全3回)に加え、セミステージ形式のオペラ「Dramatic Series」を実施する。オペラではプッチーニの歌劇《ラ・ボエーム》を取り上げ、沼尻の指揮のもと佐藤康子、宮里直樹らが出演する。
「みなとみらいシリーズ」では、沼尻指揮でシャブリエ「楽しい行進曲」、ラヴェル「ダフニスとクロエ」(楽団初演)を披露するほか、広上淳一が尾高惇忠「チェロ協奏曲」(楽団初演)を宮田大と共演。ダニエル・ライスキンはソフィア・リュウを迎えグラズノフの交響曲第5番(楽団初演)を指揮する。また、沼尻指揮で武満徹「系図」、R.シュトラウス「家庭交響曲」(楽団初演)、アルベナ・ダナイローヴァ独奏のベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」、シェーンベルク「ペレアスとメリザンド」(楽団初演)などが予定されている。
「ミューザ川崎シリーズ」では、小泉和裕がベルリオーズ「幻想交響曲」を指揮するほか、沼尻指揮・清水和音ピアノでベートーヴェン「皇帝」とブルックナーの交響曲第6番を演奏する。
「音楽堂シリーズ」では、鈴木優人がチェンバロ弾き振りで石田泰尚とヴィヴァルディ「四季」を共演。阪田知樹は弾き振りでショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番(トランペット:林辰則)と自身の新作を初演する。
年末には「第九」の特別公演(全2回)も予定されている。
