Denise Duval should have made it to the Met
ドゥニーズ・デュヴァルはメトロポリタン歌劇場に立つべきだった

「私にとって、デュヴァルはオペラ界のガルボであり、ヴォードヴィルのワイルドな一面も持っていた」とネッド・ロレムは記した。「彼女には明晰さ、知性、発音の良さ、そして美しさがあった。鷲の卵ほどの大きさのあの瞳でね」。プーランクは自身のミューズについて「この娘は純粋な太陽の光だ」と語っている。
最高のパリジャン・シックを身にまとい、悲劇の才能だけでなく、下品なドタバタ劇に陥ることなくヴォードヴィル風のコメディを演じ切る能力も備えていた彼女は、ある意味で「修道士にして悪童(moine et voyou)」と呼ばれたプーランク自身の女性版とも言える存在だった。彼が彼女を気に入ったのも不思議ではない。
4月の「Talk of the Town」で、ルー・アン・ダラスは「エリー・アメリングのおかげで大学を卒業できた」とコメントした。最初のテレーズ役として舞台と録音の両方に携わったドゥニーズ・デュヴァルは、実際、私が大学に入る手助けをしてくれた。私は10代の頃、ローザンヌの熱心で芸術的な友人たちから『ティレジアスの乳房』を紹介された。これは私が初めて所有したオペラのレコードであり、その結果、最初から最後まで暗記するほど聴き込んだ作品となった。私は長いドライブの最中に、デュヴァルの独特な「時代の」発音を真似しながら、すべてのパートを歌うことができた(実際にそうしていた)。また、これは私が「本格的な」オペラハウス(70年代のコロシアム)で観た最初の、あるいは最初と言っていいオペラであり、デュヴァルはカルーソーのような数少ない著名人を除けば、私にとって初めて親しんだオペラ歌手だった。
戯曲のテキストを知っていたこと(もちろん購入して読み、プーランクの台本と比較していた)は、フランス語で「コンバイン(収穫機)」や「保育器」といった便利な単語を教えてくれただけでなく、大学入学にも役立った。当時、オックスブリッジ(オックスフォード大学とケンブリッジ大学)の入学試験では、合格後に志望カレッジでの面接があったのだが、私はイヨネスコの『禿の女歌手』について話さなければならず、それをアポリネールの作品と比較することで、納得してもらえるだけの説明ができたのだ。