Дмитрий Гринченко: Фестиваль юношеских оркестров мира показал свою жизнеспособность
「ロシア・コンサート・エージェンシー」ディレクターのドミトリー・グリンチェンコ氏が語る、世界青少年オーケストラフェスティバルの意義と展望

8月21日から23日までの3日間、モスクワの「ザリャーヂェ」公園の大円形劇場にて、第4回世界青少年オーケストラフェスティバルが開催されました。9つのオーケストラが参加し、ロシア国内や世界各国の小学生から学生までの若手音楽家が演奏を披露しました。本フェスティバルの主催者である「ロシア・コンサート・エージェンシー」のディレクター、ドミトリー・グリンチェンコ氏が、エヴゲーニヤ・クリヴィツカヤ氏のインタビューに応じました。
グリンチェンコ氏は、マレーシアやベトナム(ホーチミン)などのオーケストラを招聘できた背景について、フェスティバルの評判が定着し、過去の参加者からの口コミや、各国の青少年オーケストラ指導者との継続的な対話が実を結んだと説明しました。特にベトナムの音楽教育機関には旧ソ連やロシアで学んだ指導者が多く、ロシアの音楽教育が権威として尊重されていると述べました。
また、世界青少年オーケストラへの参加については、録音による事前選考を行い、レベルの維持を図っていると語りました。今年のガライベントでは、ブラジルのファゴット奏者ダヴィソン・ガブリエル・ゴメス・ダ・シルヴァと、南アフリカのトロンボーン奏者イシヴィレ・マガダがソリストとして出演します。プログラムについては、ラヴェルの『ボレロ』や、クズマ・ボドロフの『オーケストラのためのガイド』などが選曲され、各奏者が個性を発揮できる構成を目指したと説明しました。
国際情勢の影響について問われると、欧州のオーケストラ関係者からもロシアでの演奏を望む声は根強いものの、政府やEUからの助成金停止を懸念して参加を見送らざるを得ない状況があると明かしました。最後に、来年のフェスティバルにはタイの「サイアム・シンフォニエッタ」の参加を検討していると述べました。