Les gestes des cintriers entrent au patrimoine de l’Opéra-Comique
オペラ=コミック座、舞台上部機構の技師たちの動作を遺産として記録・保存へ
変化を運命づけられた職業上の身振りをいかに保存するか。2026年1月より、振付家で研究者のシルヴィ・バレストラは、舞台上部から大道具や舞台設備の移動を担う裏方の技術者「サントリエ(cintriers)」の作業に関する調査をオペラ=コミック座で進めている。
2026年に改修・近代化工事に入るオペラ=コミック座の招きを受け、同氏は大きく変化しようとしている彼ら特有の動作を収集し始めた。彼女の目的は、これらのノウハウの記憶を保存し、舞台裏で毎公演に関わる人々の献身、正確さ、感性に光を当てるため、「サントリエの身振りを劇場のレパートリーに取り入れる」ことである。
この新たな取り組みは、シルヴィ・バレストラがダンスと人類学の交差点で10年以上にわたり展開しているプロジェクト「労働における身振りの百科事典(Encyclopédie du geste au travail)」の一環である。彼女は様々な職種に密着し、身体的な実践を観察・記録した上で、それを芸術的な素材へと変容させている。
本プロジェクトにはパリ国立高等音楽・舞踊学校(CNSMDP)も連携し、ダンサー/パフォーマーおよびラバン記譜法修士課程の学生を対象とした最初のワークショップが10月19日〜23日、および12月4日に開催される。そして2027年3月26日と27日に、オペラ=コミック座でレクチャー・パフォーマンス(conférence dansée)「サントリエの身振りを振付する(Chorégraphier les gestes des cintriers)」として結実する予定である。展覧会、交流会、伝承の場なども加えられ、普段は見えない身振りを生きた遺産とすることを目指す。