7本指のピアニスト西川悟平が10月バースデーコンサートを開催 「絶対無理」と言われても頑張り続けられる原動力とは
ピアニスト西川悟平が10月30日にI'M A SHOWでバースデーコンサートを開催
ピアニストの西川悟平が2026年10月30日(金)に、I'M A SHOW(東京都千代田区)で52歳の誕生日を記念したコンサート『Gohei Nishikawa Birthday Concert ~不可能を超えた音~』を行う。2001年にジストニアを発症後、7本の指で演奏活動を続ける西川は、今回の公演について、地方公演でファンから寄せられた声に触れ、優しさに満ちた空間になることを期待していると語った。
当日は、東京2020パラリンピック閉会式で演奏したルイ・アームストロングの「What a Wonderful World」や、ザ・ビートルズの「Let It Be」のほか、ショパンの「ノクターン第2章」、映画『ニュー・シネマ・パラダイス』の「Nuovo Cinema Paradiso」などを披露する予定である。演奏の合間には、ニューヨーク生活でのエピソードなどのトークも予定されている。
インタビューの中で西川は、ジストニア発症時に「2度とピアノを弾くことはできない」と宣告された際、ニューヨークの地下鉄で聴いた「What a Wonderful World」に救われたエピソードを明かした。その後、5本の指で「きらきら星」を演奏し、子どもたちの反応に励まされて15年間幼稚園で演奏を続けた経験が、現在の活動の原点となっている。また、パラリンピックでの演奏は、2013年にニューヨークでオリンピック・パラリンピックの開催決定を知った時から抱いていた夢であったと振り返った。
15歳でピアノを始め、周囲から「無理」と言われながらも大阪音楽大学短期大学部ピアノ科へ進学し、24歳で渡米した経歴を持つ西川は、困難に直面しても周囲の支えや機会によって実現できたことが多いと語る。日々の練習の原動力については、スタッフや応援してくれる人々の存在を挙げ、感謝を伝えることの重要性を強調した。今後は、47都道府県の学校を巡る活動を継続しつつ、海外公演にも積極的に取り組んでいきたいと展望を語った。
