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🇯🇵 日本ピアノぶらあぼ · 2026年10月21日 07:32 · インタビュー· 約2分で読めます

困難の先にある再生の響き! 中井恒仁&武田美和子(ピアノデュオ)が奏でる「英雄」プログラム

ピアノデュオの中井恒仁&武田美和子が「ピアノの芸術Vol.9」でツェルニー編曲のベートーヴェン「英雄」などを演奏

日本語要約
ピアノデュオの中井恒仁と武田美和子によるリサイタルシリーズ第9回「ピアノの芸術Vol.9」が、浜離宮朝日ホールで開催される。「気高き英雄の魂」と題し、ツェルニー編曲によるベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」を中心に据えたプログラムが演奏される。また、ソロ演奏として武田がリストの「バラード第2番」「ラ・カンパネラ」を、中井がショパンの「バラード第1番」「英雄ポロネーズ」を演奏する。
全文(日本語)

中井恒仁&武田美和子のリサイタルシリーズ「ピアノの芸術」が第9回を迎える。「気高き英雄の魂」と題し、ツェルニー編曲によるベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」を中心に据え、古典からロマン派へと連なるプログラムとなっている。

武田美和子は、「英雄というテーマを軸に、ベートーヴェンとツェルニーの師弟関係、さらにツェルニーからリストへと続く系譜へ発想を広げた」とし、「困難や苦しみを乗り越えた先にある再生や魂の浄化といった世界観も描きたい」と語っている。二人は2020年のVol.5でベートーヴェンの「運命」交響曲の連弾版にも挑戦している。

中井恒仁は、ツェルニー編曲について「音が非常に多く書き込まれていて、原曲を忠実に再現しようという意思が感じられる」「ベートーヴェンの音楽そのものを伝えようとしている。これによってオーケストラで聴いている時には気がつかなかった声部の流れがはっきり見えてくる」と述べている。また武田は「ピアノ1台でありながら、二人で演奏することでオーケストラの構造そのものを身体で体験できる感覚がある」と連弾の魅力を語っている。

公演ではそれぞれのソロ演奏も行われる。武田はリストの「バラード第2番」と「ラ・カンパネラ」を、中井はショパン「バラード第1番」と「英雄ポロネーズ」を演奏する。

武田はリストの選曲について「どちらも技巧的な華やかさの奥に、宗教観や哲学的な世界があるように感じられる」と述べ、中井はショパンについて「祖国ポーランドを離れて生き続けたショパンの姿には、ベートーヴェンとはまた違った英雄像がある。『英雄ポロネーズ』へ向かう流れとしてバラードを置くことで、一つの大きな物語が構築できると思った」と語っている。

【公演情報】

中井恒仁&武田美和子 ソロ&デュオリサイタル ピアノの芸術Vol.9

日時:2026年11月5日(木)19:00

会場:浜離宮朝日ホール

問い合わせ:プロアルテムジケ(03-3943-6677)

▼関連キーワード解説 (3)
浜離宮朝日ホール会場Wikipedia ↗

浜離宮朝日ホール(はまりきゅうあさひホール)は、東京都中央区築地にある、朝日新聞東京本社内のホール。

ラ・カンパネラ作品Wikipedia ↗

『ラ・カンパネラ』 は、フランツ・リストのピアノ曲。ニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章のロンド『ラ・カンパネラ』の主題を編曲して書かれた。名前の Campanella は、イタリア語で「鐘」という意味である。

英雄ポロネーズ作品Wikipedia ↗

ポロネーズ第6番変イ長調 作品53は、フレデリック・ショパンが1842年に作曲し、翌年に出版したポロネーズ。『英雄ポロネーズ』の通称で親しまれており、ショパンが作曲したポロネーズの中でも『軍隊ポロネーズ』(第3番イ長調)や『幻想ポロネーズ』(第7番変イ長調)とともに有名であり、人気が高い。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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