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🇯🇵 日本オーケストラレコ芸ONLINE · 2026年7月29日 10:32 · レビュー· 約1分で読めます

N響に登場した巨匠指揮者列伝 第2回 オットマール・スウィトナー

N響に登場した巨匠指揮者列伝 第2回 オットマール・スウィトナー

日本語要約
NHK交響楽団の歴史を彩った指揮者、オットマール・スウィトナーの功績を振り返る連載。1971年の初共演から1989年まで18年間にわたる関係性や、オペラと演奏会の両立を重視した音楽観、N響との録音作品について解説する。
全文(日本語)

創立100年を迎えたNHK交響楽団の歴史において、オットマール・スウィトナー(1922~2010)は重要な指揮者の一人である。1971年12月6日の第568回定期公演Aプログラムで初めてN響を指揮し、シェーンベルク《管弦楽のための5つの小品》、モーツァルト交響曲第35番《ハフナー》、ブルックナー交響曲第4番《ロマンティック》を披露した。以後、1989年11月23日まで18年間にわたり関係が続いた。

スウィトナーは1922年オーストリア生まれ。ザルツブルクのモーツァルテウムでピアノと指揮を学び、クレメンス・クラウスに師事した。オペラと演奏会の両方を指揮することで得られる柔軟性を重視し、チロル州立劇場、レムシャイト市立劇場、ドレスデン国立歌劇場、ベルリン国立歌劇場などで音楽監督を歴任した。

N響との共演では、1971年12月25日の慈善演奏会でアンコールに応えて何度もステージに現れたエピソードが伝わっている。1973年1月にはN響から名誉指揮者の称号を贈られた。リハーサルでは温和な人柄で楽団員の信頼を得て、歌心に満ちた演奏を繰り広げた。N響との録音には、モーツァルトの交響曲第36番《リンツ》・第38番《プラハ》や、R.シュトラウス《英雄の生涯》、ベートーヴェンの交響曲第5番・第6番などがある。その音楽は正統的かつ端正でありながら、ライヴでは高揚感に富んだ力強い響きを聴かせた。

関連キーワード解説 (7)
オットマール・スウィトナー人物・団体Wikipedia ↗

オトマール・スウィトナー は、オーストリア出身の指揮者である。シュターツカペレ・ドレスデン、シュターツカペレ・ベルリン、NHK交響楽団などで活躍したほか、ウィーン国立音楽大学で教鞭をとった。日本語ではオットマール・スウィトナーと表記されることもある。

有馬大五郎人物・団体Wikipedia ↗

有馬 大五郎 は、日本の音楽教育家、音楽学者、声楽家。NHK交響楽団副理事長、国立音楽大学学長などを歴任。

クレメンス・クラウス人物・団体Wikipedia ↗

クレメンス・ハインリヒ・クラウス は、オーストリアの指揮者。

徳永二男人物・団体Wikipedia ↗

徳永 二男 は、日本のヴァイオリニスト。

大木正興人物・団体Wikipedia ↗

大木 正興 は、日本の音楽評論家。

堀正文人物・団体Wikipedia ↗

堀 正文 は、日本のヴァイオリン奏者。富山県高岡市出身。

東京厚生年金会館会場Wikipedia ↗

東京厚生年金会館(とうきょうこうせいねんきんかいかん)は、東京都新宿区新宿五丁目にあった、厚生年金保険加入者の福祉増進を目的として社会保険庁が設置した厚生年金福祉施設。全国に所在した厚生年金会館の一つで、通称ウェルシティ東京。社会保険庁に関連する財団法人厚生年金事業振興団が運営していた。所在地から、「新宿厚生年金会館」と呼ばれることも多かったが、正式名称は「東京厚生年金会館」である。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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