名匠 沼尻竜典に聞くR.シュトラウスの魅力!ーー神奈川フィル 東京公演
名匠 沼尻竜典に聞くR.シュトラウスの魅力!ーー神奈川フィル 東京公演

神奈川フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督・沼尻竜典が、2026年8月7日にサントリーホールで開催される「For Future 巡回公演シリーズ」東京公演について語った。今回のプログラムはオール・R.シュトラウスで構成される。
沼尻は、サントリーホールという特別な空間で正面勝負のプログラムに挑む意気込みを語った。R.シュトラウスの音楽について、指揮者として「ありったけの絵の具を使って巨大なカンバスに絵を描くような感覚」と評し、楽譜の読み込みは大変だが、オペラ経験を通じて培った「音形が何を表しているか」という理解が交響詩の演奏にも活きていると述べた。特に2023年の神奈川フィルによるオペラ《サロメ》の経験が、R.シュトラウスの演奏を一歩前進させたと語る。
『ドン・キホーテ』では、首席奏者の上森祥平(チェロ)と大島亮(ヴィオラ)がソリストを務めるほか、ウィンドマシーンなどの楽器にも注目してほしいと語った。『ブルレスケ』のソリストを務める小菅優については、10年前に共演した際の印象から「絶対小菅さんがいい」と起用を熱望した経緯を明かした。
音楽監督就任5シーズン目を迎えた神奈川フィルについては、団員のモチベーションの高さと準備の熱心さを称賛。地域との関係性も深まっており、今後も神奈川県内での活動や、将来的な都民音楽フェスティバルへの参加などを視野に入れていると展望を語った。
【公演情報】
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 For Future 巡回公演シリーズ 東京公演
日時:2026年8月7日(金)19:00
会場:サントリーホール
出演:沼尻竜典(指揮)、小菅優(ピアノ)、大島亮(ヴィオラ)、上森祥平(チェロ)
曲目:R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」、ブルレスケ、交響詩「ドン・キホーテ」
