LFコンサート
LF CLASSICWorld Classical Music News
MENU
Portal
メニュー
Category
カテゴリ
Sources
情報ソース
🇯🇵 日本ピアノぶらあぼ · 2026年7月7日 07:31 · インタビュー· 約2分で読めます

ロシアの俊英エヴァ・ゲヴォルギヤンがいざなう幻想の世界

ロシアの俊英エヴァ・ゲヴォルギヤンがいざなう幻想の世界

日本語要約
2021年ショパン国際ピアノコンクール最年少ファイナリストのエヴァ・ゲヴォルギヤンが、8月に浜離宮朝日ホールでリサイタルを開催する。プログラムは“ファンタジー”をテーマに、モーツァルト、フランク、ラフマニノフ、ショパン、リストの作品で構成される。
全文(日本語)

ロシア出身のエヴァ・ゲヴォルギヤンは、2021年に開催されたショパン国際ピアノコンクールの最年少ファイナリスト。2026年前半もヨーロッパ・ツアーをはじめ、アメリカやアジア、ニュージーランドで演奏を行う。4月に22歳を迎え、現在もモスクワ音楽院に在籍している。

ゲヴォルギヤンは「いっぱい宿題があり、試験の準備もしなければいけない。ハードワークで大変な日々だが、それが好き。コンサートで初めて訪れる国々の文化に触れ、人々と出会い、音楽への愛を分かち合うことは、今だからこそできる」と語る。

日本でも頻繁に演奏しており、2026年8月23日には浜離宮朝日ホールでリサイタルを開催する。今回のプログラムは“ファンタジー”を意識し、繋がりを強く感じるシリアスで奥深い作品で構成した。曲目は、モーツァルト『幻想曲 ハ短調』、フランク『前奏曲、コラールとフーガ』、ラフマニノフの練習曲『音の絵』(抜粋)、ショパン『幻想ポロネーズ』、リスト『巡礼の年 第2年「イタリア」』から〈ダンテを読んで〉。

フランクの作品について、ゲヴォルギヤンは「弾き進めていくと、教会で神と対話しているかのような錯覚に陥る」と述べる。また、ショパンとラフマニノフについては、異郷の地に長く住み故郷を恋しく思う気持ちを抱いていた点に共感しているという。

音楽のインスピレーションについては、偉大な巨匠たちの演奏を聴くことを最も大切にしている。ショパンに関してはホロヴィッツやアルゲリッチらの演奏から多くの解釈に触れている。作曲家の作品を多く学び経験を積むことで、作曲家の声と自身の声に近づき、独自の解釈ができるようになると考えている。

最後に読者へ向け、「作曲家の音楽の背景にある言葉も感じ取ってほしい。コンサートは演奏者、作曲家、聴衆の三者が結びついて初めて成立する。ぜひそのひとつになってほしい」とメッセージを寄せた。

関連キーワード解説 (5)
エヴァ・ゲヴォルギヤン人物・団体Wikipedia ↗

エヴァ・ゲヴォルギヤン はロシア系アルメニア人のピアニスト、作曲家。

モーツァルト人物・団体Wikipedia ↗

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト は、主に現在のオーストリアを活動拠点とした音楽家。

ラフマニノフ人物・団体Wikipedia ↗

セルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフ は、ロシア帝国出身の作曲家、ピアニスト、指揮者。

ショパン人物・団体Wikipedia ↗

フレデリック・フランソワ・ショパン は、ポーランド出身の、前期ロマン派音楽を代表する作曲家。当時のヨーロッパにおいてもピアニストとして、また作曲家としても有名だった。その作曲のほとんどをピアノ独奏曲が占め、ピアノの詩人とも呼ばれるようになった。様々な形式・美しい旋律・半音階的和声法などによってピアノの表現様式を拡大し、ピアノ音楽の新しい地平を切り開いていった。夜想曲やワルツなど、今でも彼の作曲したピアノ曲はクラシック音楽ファン以外にもよく知られている。これらの情熱的かつダイナミックな曲はクラシックピアノを学ぶ者の憧れであり、大きな目標となっている。そのためピアノの演奏会において取り上げられることが多い作曲家の一人である。また、母国ポーランドへの強い愛国心からフランスの作曲家としての側面が強調されることは少ないが、父の出身地で主要な活躍地だった同国の音楽史に占める重要性も無視できない。

アルゲリッチ人物・団体Wikipedia ↗

マリア・マルタ・アルゲリッチ は、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身のピアニスト。2026年現在もなお、世界のクラシック音楽界で高い評価を受けているピアニストの一人である。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
タグ
エヴァ・ゲヴォルギヤンモーツァルトフランクラフマニノフショパンリストホロヴィッツアルゲリッチ浜離宮朝日ホール幻想曲 ハ短調前奏曲、コラールとフーガ練習曲『音の絵』幻想ポロネーズ巡礼の年 第2年「イタリア」ダンテを読んで
原文を読む → ぶらあぼ
この記事をシェア
X でシェアFacebookLINE
関連記事
🇯🇵 日本オーケストラニュースレコ芸ONLINE7/6 16:01
Vol.5 モーツァルト:交響曲第40番&ピアノ協奏曲第20番
Vol.5 モーツァルト:交響曲第40番&ピアノ協奏曲第20番
旧『レコード芸術』の人気企画「名曲名盤300/500」の総集編第5回。1983年から2023年まで計8回実施された、評論家によるモーツァルトの交響曲第40番とピアノ協奏曲第20番のランキング結果を再録。約40年にわたる名盤の変遷を辿る。
フルトヴェングラーアバド
Vol.5 モーツァルト:交響曲第40番&ピアノ協奏曲第20番
🇺🇸 アメリカオペラニュースOperaWire7/7 07:00
上海グランド・オペラハウスが開館、西洋作品主体のシーズンを発表
Shanghai Grand Opera House Opens Its Doors to a Western-Dominated Season
上海グランド・オペラハウスが2026年10月17日から2027年2月20日までのこけら落としシーズンを発表した。全47演目82公演のうち、オペラは西洋の古典作品が中心で、中国のオペラは孟衛東の『義勇軍進行曲』のみである。同劇場は3つのホールを備え、総座席数は4,200席。開館記念ガラでは呂其明の『紅旗頌』やモーツァルト、ヴェルディ、プッチーニのアリアが演奏される。
張小丁孟衛東上海グランド・オペラハウス
🇺🇸 アメリカオーケストラニュースGoogle News EN 欧州オケ7/7 06:32
プレビュー:タングルウッド音楽祭が7月10日に開幕、チャイコフスキー、チョ・ソンジン、ボストン・バレエが出演 - The Berkshire Edge
PREVIEW: Tanglewood opens its season July 10 with Tchaikovsky, Seong-Jin Cho, and Boston Ballet - The Berkshire Edge
7月10日、タングルウッド音楽祭が開幕する。オープニング・ナイトでは、アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団が、ピアニストのチョ・ソンジンを迎えチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を演奏する。後半には、ミッコ・ニシネン芸術監督率いるボストン・バレエのプリンシパルダンサー、ヴィクトリーナ・カピトノーワとパトリック・ヨカムによる『白鳥の湖』の抜粋が上演される。
アンドリス・ネルソンスチョ・ソンジンタングルウッド
← 記事一覧に戻る