Calgary Opera Replaces Gabriel Sanchez-Ortega in ‘Tosca’ After Singer Displays Palestinian Flag During Curtain Call
カルガリー・オペラ、カーテンコールでパレスチナ国旗を掲げたガブリエル・サンチェス=オルテガを『トスカ』から降板させることを発表

カルガリー・オペラは、10月16日の初日公演のカーテンコールでバス・バリトンのガブリエル・サンチェス=オルテガがパレスチナ国旗を掲げたことを受け、アンジェロッティ役の彼を交代させると発表した。
同社は次のように述べている。「10月16日の『トスカ』初日公演において、出演者の一人がカーテンコール中に旗を掲げました。この行為は予期せぬものであり、許可されていないものでした。個人の政治的抗議は劇団の方針に反するだけでなく、共有された芸術的体験を通じて、よりつながり、思いやりがあり、礼節ある社会を創造するという私たちの責任にも反するものです。この出来事が観客、ならびに出演者、スタッフ、オーケストラ奏者、ジュビリーのスタッフに様々な形で影響を与えた可能性があることを認識しており、それにより生じたいかなる不快感や苦痛に対しても遺憾の意を表します」
声明はさらにこう付け加えた。「私たちはこの問題について該当の出演者と直接話し合い、出演者および制作チームに対して私たちの期待事項を改めて徹底しました。私たちの責務は、アーティスト、観客、そして地域社会にとって歓迎され敬意の払われる環境を提供することです。アンジェロッティ役は、残りの公演においては別のアーティストが演じます。初日にご来場いただいた皆様に感謝するとともに、『トスカ』の残りの公演に観客の皆様をお迎えすることを楽しみにしております」
カルガリー・オペラの声明に対し、サンチェス=オルテガはソーシャルメディアで次のように述べた。「カーテンコールでパレスチナ国旗を掲げたことを受け、カルガリー・オペラの『トスカ』のその後の公演から降板させられたとの通知を受けました。後悔はありません。これがカナダの文化機関の現状です。カルガリー・オペラに対して財政的な脅迫がなされたと知らされました。私は恨みは抱いていません。劇場(政治的であれ何であれ)を離れれば、私たちは皆、家に帰り、鏡の中の自分を見つめ直さなければなりません。脱獄した政治犯であるアンジェロッティ役を演じられたことは光栄でした」
2025年には、ロイヤル・オペラでも出演者がパレスチナ国旗を掲げて団内に混乱が生じ、ロイヤル・バレエ&オペラは、この抗議は「カーテンコールにおいて完全に不適切」であり「旗の掲揚はアーティストによる自発的かつ無許可の行動であった」と述べた。
カルガリー・オペラの『トスカ』は10月24日まで上演される予定で、現在はマリア・ナターレ、デヴィッド・エステバン、ボアズ・ダニエルが出演している。

