チェコの気鋭作曲家オンドレイ・アダメクがフィーチャー!「ドヴォルザークと日本文化」を語る
オンドレイ・アダメクが「第3回フェスティヴァル・ランタンポレル」に向けてオンライン取材会でドヴォルザークや日本文化への思いを語る

2024年度より開始した野平一郎プロデュース「フェスティヴァル・ランタンポレル~時代を超える音楽~」の第3回が、2027年2月24日(水)~3月1日(月)の6日間にわたり開催される。今回はオンドレイ・アダメク&ドヴォルザーク、レベッカ・サンダース&ラヴェルをフィーチャーする。主催の東京文化会館が休館中のため、会場は浜離宮朝日ホールとなる。9月下旬にはオンドレイ・アダメクのオンライン取材会が行われた。
1979年プラハ生まれのアダメクは、子どもの頃からスメタナ、ドヴォルザーク、ヤナーチェクなどを聴き、特にドヴォルザークを敬愛しており、同じ詩に基づく作品を手がけたこともある(ドヴォルザークは交響詩、アダメクはカンタータ《Polednice(真昼の魔女)》)。今回のフェスティヴァルでは2人の作品が並べて演奏される。
また、アダメクは18歳で尺八に出会い日本文化に魅了され、20年前に京都に4か月間滞在した際に神社仏閣や大阪の文楽、読経、人々の話し声などから刺激を受けた。コンビニ店員の声などを録音・変換した《回って止まって》(2007年)は代表作の一つとなっている。アダメクは20年ぶりの来日と東京滞在を楽しみにしており、フェスティヴァルでは指揮、朗読、トークでも出演する予定である。
【公演情報(アダメク出演・作品演奏回)】
■オンドレイ・アダメクによるマスタークラス
2027年2月25日(木)14:00 小ホール
■チェコの時~アダメク&ドヴォルザーク~
2027年2月27日(土)16:00 音楽ホール
出演:オンドレイ・アダメク(朗読)、キャロル・ロト=ドファン(ヴィオラ)、駒井ゆり子(ソプラノ)、北爪裕道(サンプラー)、弦楽四重奏〔荒井里桜、林周雅(ヴァイオリン)、長田健志(ヴィオラ)、チェロ調整中〕、我妻恵美子(舞踏)
曲目:
・オンドレイ・アダメク:Ce qui coule du geste…(身振りから流れ出るもの…) 独奏ヴァイオリンのための7つの小品(2021)
・オンドレイ・アダメク:Imademo(今でも) ソプラノ、ヴィオラ、サンプラーのための(2009–2010)
・オンドレイ・アダメク:弦楽四重奏曲第2番「Lo que no’ contamo’(私たちが語らなかったこと、語らないこと)」(2010)
・ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 Op. 96 B179 「アメリカ」
■フェスティヴァル・ランタンポレル トークセッション
2027年2月27日(土)19:00 音楽ホール
出演:野平一郎、オンドレイ・アダメク
ゲスト:キャロル・ロト=ドファン
モデレーター:沼野雄司
演奏曲:オンドレイ・アダメク:Chamber Nôise I(チェンバー・ノイズ I) チェロとコントラバスのための(2010)
演奏:上村文乃(チェロ)、水野斗希(コントラバス)
■東京文化会館チェンバーオーケストラメンバー& レ・ヴォルク~アダメク&ドヴォルザーク、サンダース&ラヴェル~
2027年2月28日(日)15:00 音楽ホール
出演:オンドレイ・アダメク(指揮)、オード・ペラン=デュロー、坪井夏美(ヴァイオリン)、キャロル・ロト=ドファン(ヴィオラ)、上村文乃(チェロ)、水野斗希(コントラバス)、黒岩航紀(ピアノ)、富岡明子(メゾソプラノ)、上野由恵(フルート)、江波戸大樹(オーボエ、イングリッシュ・ホルン)、西川智也(クラリネット)、保崎佑(ファゴット)、大河原渉(パーカッション)、北爪裕道(サンプラー)
曲目:
・ラヴェル:マダガスカル島民の歌
・レベッカ・サンダース:Stirrings Still I(なおのうごめき I) 5人の奏者のための(2006)
・レベッカ・サンダース:Breath(ブレス) 2つのヴァイオリンのための(2018/2023)
・オンドレイ・アダメク:Ca tourne ça Bloque(回って止まって) 10楽器とサンプラーのための(2008-2011/2020)
・ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調 Op.22 B52
