東京交響楽団 音楽監督 ロレンツォ・ヴィオッティ2034年3月まで任期延長
東京交響楽団の音楽監督ロレンツォ・ヴィオッティが2034年3月まで任期を延長

9月9日、東京交響楽団は、音楽監督ロレンツォ・ヴィオッティの任期を2034年3月まで延長すると発表した。ヴィオッティは2026/27シーズンから3年間の契約で第4代音楽監督に就任しており、今回さらに5年間の延長が決まった。
1990年スイス・ローザンヌ生まれのヴィオッティは、グルベンキアン管弦楽団首席指揮者、オランダ国立歌劇場音楽監督を歴任し、現在はネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者を務め、2028/29シーズンからチューリッヒ歌劇場音楽総監督の就任も決まっている。ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管など世界屈指のオーケストラに客演し、今年はウィーン・フィルのシェーンブルン・サマーナイト・コンサートに出演するなど、国際的に存在感を高めている。
東響との出会いは2014年。この初共演がヴィオッティにとってプロオーケストラデビューとなり、以来、共演を重ねてきた。2026年5月の就任記念演奏会では、ベートーヴェンとマーラーの交響曲第1番、R.シュトラウス「4つの最後の歌」、ラヴェル「ダフニスとクロエ」を指揮した。
ロレンツォ・ヴィオッティは「東京交響楽団と共に、この旅をさらに5年間続けられることを、心から嬉しく思っています。初めて共演したときから、東京交響楽団には本当に特別なものを感じてきました。楽員の並外れた献身性、探究心、寛容さ、そして情熱、更に事務局全員の尽力が相まって、どのプロジェクトも深く心を揺さぶられる体験となっています。共に築き続けている信頼関係のおかげで、私たちはリスクを恐れず、互いの声に耳を傾け、音楽的にも人間的にも成長し続けることができるのです。素晴らしい聴衆の皆様にも心から感謝しています。皆様のご支援、情熱、包容力は、私たちが創り出す音楽に欠かせない要素です。ホールで皆様の存在とエネルギーを感じられることが、私たちの音楽にさらなる深みを与えてくれます。これからさらに5年間、皆様と共に歩んでいけることを思うと、胸が躍ります。この音楽ファミリーの一員であり続けられることを大変誇りに思い、これから私たちを待っているすべての出来事を、とても楽しみにしています」とコメントしている。


