お知らせ~ご寄贈:園田高弘氏の蔵書(楽譜) - ピティナ調査・研究
ピアニスト園田高弘氏の蔵書(楽譜)がピティナに寄贈
ピアニスト・教育者として世界的に活躍した園田高弘氏(1928-2004)の蔵書(楽譜)が、ご夫人の園田春子氏のご厚意により、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)へ寄贈されました。この寄贈は、園田ご夫妻と親交のあった演奏会員の大井浩明氏の紹介により実現したものです。
園田氏は、1960年代から生涯で3度にわたりベートーヴェンのピアノソナタ全曲演奏・収録を手がけたほか、ショパン国際ピアノコンクール、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール、ロン=ティボー国際コンクール、チャイコフスキー国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールなどの審査員を歴任しました。また、現代音楽にも造詣が深く、武満徹《遮られない休息》第1曲、湯浅譲二《内触覚的宇宙》、諸井誠《ピアノ協奏曲第1番》等の初演や、『日本現代音楽ピアノコンクール』の審査委員長を務めるなど多岐にわたる活動を行いました。ピティナとは「ピティナ・ピアノ曲事典」への音源提供などで関わりがありました。
今回寄贈されたのは、現代音楽のピアノ作品を中心とする計62冊の楽譜です。主な寄贈資料には、シュトックハウゼン《ピアノ曲X》、ブーレーズ《第1ソナタ》《第2ソナタ》《アンシーズ》《ノタシオン》、クセナキス《エヴリアリ》、ミュライユ《忘却の領土》、リゲティ《練習曲集第1巻・第2巻》、クラム《マクロコスモス第1集・第2集》、ベリオ《セクエンツァ第4番》、カーゲル《メタピース》、リーム《ピアノ曲 第1・第4・第5・第6・第7》、メシアン《4つのリズムのエチュード》などが含まれます。
資料は東京・巣鴨のピティナ本部事務局内に所蔵されており、閲覧を希望する場合はピティナ本部事務局/ピティナ音楽研究所まで連絡が必要です。

