STRADELLA, Récital « La Dea delle scene » – Viterbe
アレッサンドロ・ストラデッラ音楽祭でシルヴィア・フリガートがリサイタル「La Dea delle scene」を開催
オペラは、古臭いイメージ(ステレオタイプや質の低いプロダクションによるもの)があるものの、17世紀から今日に至るまでスターシステムから逃れることはありませんでした。カテリーナ・アンジェラ・ボッテギは、伝説の中に生きる星のような存在です。伝記的資料が乏しいため、彼女の人物像は同時代の情熱によって彩られた曖昧な現実として伝わっています。ストラデッラが「La Dea delle scene(舞台の女神)」と呼んだこの人物に捧げられたアレッサンドロ・ストラデッラ音楽祭2026のオープニングコンサートは、作曲家の晩年のオペラにおけるソプラノの役割と、感情の歌唱的・舞台的表現に焦点を当てた興味深い試みとなりました。
アンサンブル・マーレ・ノストゥルムを率いるアンドレア・デ・カルロは、このレパートリーに求められる情熱的な解釈を採用しています。音は常に豊かで、アタックは非常に明快であり、楽譜には喜びにあふれた献身が満ちています。解釈は明瞭で、ベースラインは、自由自在に展開するヴァイオリンラインに安定したバランスをもたらしています。イグナシオ・ラマル・ヴィエホの第一ヴァイオリンは、音の丸みは改善の余地があるものの、常に支えられたフレージングと美しい創意工夫、そして技巧を見せました。
この夜の「舞台の女神」は、明らかにシルヴィア・フリガートでした。イタリア・バロック音楽の解釈における彼女の資質は明白です。彼女はストラデッラの音楽に精通しており(『Il Trespolo tutore』(2020年)、『Amare e fingere』(2021年)、『San Giovanni Battista』(2024年)などのストラデッラ・プロジェクトに参加)、印象的な表現のパレットを展開しました。彼女は楽譜のすべての音を完全に解釈し、オーケストラもそれに見事に応えました。抑制とは無縁のプログラムの中で、彼女は愛や希望への不信といった概念の強さを音の中に捉え、白熱するまで発展させました。美しく保持されたピアニッシモが聴かれましたが、残念ながらオーケストラに覆われてしまうこともありました。声は俊敏で色彩豊かでありながら常にコントロールされており、多用されたポルタメントも下品にならず、アタックに美しいダイナミズムをもたらしていました。
なお、本プログラムは録音されており、近日発売予定です。
