LFコンサート
LF CLASSICWorld Classical Music News
MENU
Portal
メニュー
Category
カテゴリ
Sources
情報ソース
🇯🇵 日本オーケストラレコ芸ONLINE · 2026年8月6日 15:01 · ニュース· 約2分で読めます

N響とベートーヴェン――録音でたどる名演の歴史

N響とベートーヴェン――録音でたどる名演の歴史

日本語要約
2027年のベートーヴェン没後200年に向け、NHK交響楽団の100年にわたるベートーヴェン演奏の歴史を、過去の録音とともに振り返る。創設期から現在に至るまで、同楽団にとって最も重要なレパートリーであるベートーヴェンの歩みを、歴代の指揮者や名演の記録を通じて展望する。
全文(日本語)

2027年、ベートーヴェン没後200年の節目に、NHK交響楽団は交響曲とピアノ協奏曲の全曲演奏を予定している。前身の新交響楽団が本格活動を開始した1927年も没後100年の記念年であり、創設期からベートーヴェンは同楽団の重要なレパートリーであった。

新交響楽団は1926年10月の「第一回研究発表演奏会」で交響曲第4番を演奏し、同年11月にはピアノ協奏曲第3番、第2番、ヴァイオリン協奏曲を取り上げた。翌1927年には没後100年を記念し、13日間で6回の演奏会を行い、交響曲第1、3、5~9番やピアノ協奏曲第4、5番などを演奏。1929年までに交響曲9曲とピアノ協奏曲5曲の全曲演奏を達成した。

日本初のベートーヴェン交響曲録音は、1935年末の山田耕筰指揮による交響曲第5番である。1942年には日本交響楽団と改称し、同年12月には山田和男(一雄)指揮による《第9》が演奏された。

1951年にNHK交響楽団となり、1960年にはシュヒター指揮で《コリオラン》序曲を録音。同年、N響は世界ツアーを行い、ロンドンでシュヒター指揮の《英雄》、パリでクレツキ指揮の《運命》などが演奏された。岩城宏之は1968~69年に交響曲全曲録音を完成させた。また、1965年にはヨーゼフ・カイルベルトが客演し、同年12月の《第9》は貴重な記録となっている。

ロヴロ・フォン・マタチッチは1966年以降、年末の《第9》などを指揮し、1984年の来日公演での第7番も高く評価された。1970年の生誕200年記念公演では、ウォルフガング・サヴァリッシュが交響曲全曲と《ミサ・ソレムニス》、《合唱幻想曲》を指揮。サヴァリッシュとN響は1982年に《運命》と第8番をセッション録音している。

年末恒例の《第9》には、マタチッチ、スウィトナー、ライトナー、シュタイン、ビエロフラーヴェク、ワイケルト、クロブチャール、コシュラー、若杉弘らが名を連ねる。また、岩城宏之は2004年と2005年の大みそかに、1日でベートーヴェンの交響曲全曲演奏を行う試みも実施した。

関連キーワード解説 (5)
NHK交響楽団人物・団体Wikipedia ↗

公益財団法人NHK交響楽団 は、日本にあるオーケストラの一つ。通称「N響(エヌきょう)」。所在地は東京都港区高輪二丁目16番49号。公益社団法人日本オーケストラ連盟正会員。近衛秀麿らによって設立された「新交響楽団」が源流である。

日本交響楽団人物・団体Wikipedia ↗

公益財団法人NHK交響楽団 は、日本にあるオーケストラの一つ。通称「N響(エヌきょう)」。所在地は東京都港区高輪二丁目16番49号。公益社団法人日本オーケストラ連盟正会員。近衛秀麿らによって設立された「新交響楽団」が源流である。

近衛秀麿人物・団体Wikipedia ↗

近衛 秀麿 は、日本の指揮者・作曲家。正三位勲三等。子爵。政治家。貴族院議員。

ジェームズ・ダン人物・団体Wikipedia ↗

ジェームズ・ダン は、ニューヨーク市出身のアメリカ合衆国の俳優。1945年の『ブルックリン横丁』でアカデミー助演男優賞を受賞した。ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにテレビと映画で2つの星がある。

レオニード・コハンスキー人物・団体Wikipedia ↗

レオニード・コハンスキ は、ロシアオリョール出身のポーランド(のちフランス)人ピアニスト・ピアノ教育家。兄はヴァイオリニストのパウル・コハンスキ。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
次に読むなら
NHK交響楽団 の他の記事
🇯🇵 日本オーケストラレビューレコ芸ONLINE8/31 10:31
NHK交響楽団の歴史を彩った指揮者、ウォルフガング・サヴァリッシュの功績と録音
N響に登場した巨匠指揮者列伝 第3回 ウォルフガング・サヴァリッシュ
NHK交響楽団の創立100年を記念し、40年にわたり同団と共演を重ねた指揮者ウォルフガング・サヴァリッシュの功績を振り返る。1964年の初客演から桂冠名誉指揮者となるまでの歩みや、ベートーヴェン、ブラームス、R.シュトラウス、メンデルスゾーンの《エリア》など、N響との代表的な録音の背景を紹介する。
ウォルフガング・サヴァリッシュNHK交響楽団NHKホール
NHK交響楽団の歴史を彩った指揮者、ウォルフガング・サヴァリッシュの功績と録音
🇯🇵 日本ピアノニュースGoogle News JP 現代音楽9/19 09:32
ピアニスト兼作曲家ツォトネ・ゼジニゼのピアノリサイタルが2026年11月に浜離宮朝日ホールで開催
「21世紀のモーツァルトは、ジョージアから来た」バレンボイムほか、世界の巨匠たちから絶賛される、いま再注目の若手ピアニスト。ツォトネの魅力とは? |ぴあクラシック公式サイト〜poco a poco〜 - チケットぴあ
ジョージア出身のピアニスト兼作曲家ツォトネ・ゼジニゼのピアノリサイタルが、2026年11月4日に浜離宮朝日ホールで開催される。幼少期から現代曲を独学し、バレンボイムやラトルら巨匠からも高く評価されるゼジニゼは、ベルリンを拠点に世界各地の音楽祭やオーケストラと共演を重ねている。日本でも2024年から公演を行い、2026年7月にはNHK交響楽団との共演も果たした。
ツォトネ・ゼジニゼダニエル・バレンボイム東京オペラシティ コンサートホール
🇯🇵 日本オーケストラニュースぶらあぼ9/17 13:31
2026年10月のテレビ・ラジオにおけるクラシック音楽番組放送情報
10月のTV&FMクラシック音楽番組情報一覧
2026年10月に放送予定のテレビ・ラジオのクラシック音楽番組情報を掲載。NHK Eテレ、NHK BS、日本テレビ、BS日テレ、テレビ朝日等の番組内容、出演者、放送日時をまとめている。
ファビオ・ルイージNHK交響楽団ウィーン国立歌劇場
2026年10月のテレビ・ラジオにおけるクラシック音楽番組放送情報
NHK交響楽団 の記事をすべて見る →
同じテーマの最近の記事
🇺🇸 アメリカオーケストラニュースOperaWire9/19 17:00
ヤニック・ネゼ=セガンがカーネギーホール等でマーラー交響曲全曲演奏サイクルを指揮
Yannick Nézet-Séguin to Lead Full Mahler Cycle at Carnegie Hall
指揮者ヤニック・ネゼ=セガンが、メトロポリタン歌劇場管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を率い、マーラーの交響曲全曲演奏サイクルを行う。2025年10月から2027年6月にかけて、カーネギーホールおよびメトロポリタン歌劇場にて開催される。
ヤニック・ネゼ=セガンメトロポリタン歌劇場管弦楽団カーネギーホール
🇬🇧 イギリスオーケストラニュースGoogle News UK オケ9/19 19:02
フィルハーモニア管弦楽団が次期首席指揮者にマンフレート・ホーネックを指名
News - London's Philharmonia Orchestra appoints Manfred Honeck as Principal Conductor Designate - Thoroughly Good Classical Music
フィルハーモニア管弦楽団は、2028年秋のサントゥ=マティアス・ロウヴァリの任期満了に伴い、マンフレート・ホーネックを次期首席指揮者に任命した。契約期間は5年間で、年間最低8週間の出演が予定されている。現在ピッツバーグ交響楽団で19シーズン目を迎えるホーネックは、同団での長期的な音楽作りを重視しており、フィルハーモニア管弦楽団においても同様の継続的な発展が期待される。
マンフレート・ホーネックサントゥ=マティアス・ロウヴァリ
🇺🇸 アメリカオーケストラニュースGoogle News EN 人事9/19 21:02
シアトル交響楽団の音楽監督シアン・チャンが、2000万ドルで改修されたベナロヤ・ホールで新シーズンを開幕
CCM alumna Xian Zhang opens Seattle Symphony's new season in $20M renovated hall - University of Cincinnati
シンシナティ大学音楽院(CCM)出身のシアン・チャンが、2000万ドルをかけて改修されたベナロヤ・ホールにて、シアトル交響楽団の2026-27年シーズン開幕公演を指揮する。同楽団初の女性音楽監督であるチャンは、9月19日の公演でピアニストのユジャ・ワンと共演し、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を演奏する。
シアン・チャンユジャ・ワンベナロヤ・ホール
タグ
NHK交響楽団新交響楽団日本交響楽団近衛秀麿ジェームズ・ダン篠野静江ヨーゼフ・ケーニヒレオニード・コハンスキーマルガレーテ・ネトケ=レーヴェ山本直忠マキシム・シャピロ山田耕筰日比野愛次黒柳守綱鷲見三郎鷲見四郎齋藤秀雄井上頼豊上田仁山田和男(一雄)矢田部勁吉ウィルヘルム・シュヒター吉田雅夫外山雄三岩城宏之パウル・クレツキヨーゼフ・カイルベルトロヴロ・フォン・マタチッチウォルフガング・サヴァリッシュスウィトナーライトナーシュタインビエロフラーヴェクワイケルトクロブチャールコシュラー若杉弘ギュンター・ヴァントエフゲーニ・スヴェトラーノフスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ朝比奈隆交響曲第1番交響曲第2番交響曲第3番《英雄》交響曲第4番交響曲第5番《運命》交響曲第8番ピアノ協奏曲第1番ピアノ協奏曲第3番ピアノ協奏曲第4番ヴァイオリン協奏曲シェーナとアリア《ああ裏切り者よ》歌曲《アデライーデ》序曲《コリオラン》ブラームス:交響曲第1番R.シュトラウス:交響詩《死と変容》ミサ・ソレムニス合唱幻想曲
原文を読む → レコ芸ONLINE
この記事をシェア
X でシェアFacebookLINE
← 記事一覧に戻る