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🇫🇷 フランス古楽Forum Opéra · 2026年5月8日 13:01 · レビュー· 約1分で読めます

PURCELL : Birthday Odes / The Indian Queen, Namur

パーセル:バースデー・オード/インドの女王(ナミュール公演)

日本語要約
ヘンリー・パーセルの晩年の傑作であるメアリー王妃のためのバースデー・オードと、セミ・オペラ『インドの女王』の組曲を特集したコンサートのレビュー。リオネル・ムニエ率いるヴォクス・ルミニスによる演奏は、その熟練したアンサンブルと緻密な音楽作りにより、祝祭的で楽観的なパーセルの音楽の魅力を最大限に引き出した。ピーター・ブルックの演劇手法を彷彿とさせる流動的な舞台演出も高く評価されており、ソリストを立てつつも個人の突出を抑え、合唱団全体が調和を保つアンサンブルの完成度の高さが際立つ公演となった。
全文(日本語)

ヘンリー・パーセルはメアリー王妃の誕生日のために6つのオードを作曲し、時を経るごとにその規模を拡大させていきました。今回取り上げられたのはその最後の2曲で、パーセルの短い生涯の最晩年に作曲され、不完全な形で現代に伝わるセミ・オペラ『インドの女王』から抜粋されたオーケストラ組曲を挟む構成となっていました。

このやや定型的ながらも善意に満ちたレパートリーは、パーセルが得意とする、喜びに満ちた祝祭的で極めて楽観的な音楽を披露する絶好の機会となりました。長年この作曲家と向き合ってきたヴォクス・ルミニスのチームが、リオネル・ムニエの芸術監督のもとで入念に準備したこのコンサートは、大成功を収めました。

(ピーター・ブルックの演劇に触発されたと思われる)舞台装置は、演奏に関わっていない歌手や楽器奏者を舞台の脇に退かせ、出番が来ると正方形に配置された中央の演台に戻すという手法をとっています。これにより、流動的で洗練された動きが生まれていました。合唱団のメンバーが代わる代わるソリストを務め、輝きを放った後に再びアンサンブルへと調和して戻る様子が見られました。熟練した歌手たちによるキャスティングに弱点は一切なく、スター気取りも皆無で、誰もが光を独占しようとせず、全体のために自らの役割を全うしていました。

原文(抜粋)
Henry Purcell a écrit six odes pour les anniversaires de la Reine Mary, donnant à ces pièces de plus en plus d’ampleur au fil du temps. Ce sont les deux dernières qui étaient présentées ici, encadrant une suite d’orchestre tirée du The Indian Queen , l’un de ses semi-opéras, parvenu incomplet jusqu’à nous et composé à la même période, les toutes dernières années de la courte vie du compositeur. Ce répertoire un peu convenu et pétri de bonnes intentions est l’occasion de musiques réjouissantes, festives et résolument optimistes, une genre dans lequel Purcell excelle. Préparé avec un très grand soin par les équipes de Vox Luminis – elles sont familiarisées avec ce compositeur depuis plusieurs années – sous la direction artistique de Lionel Meunier , ce concert fut une très grande réu…
▼関連キーワード解説 (1)
ナミュール会場Wikipedia ↗

ナミュール は、ベルギーのワロン地域、ナミュール州の都市。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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