LFコンサート
LF CLASSICWorld Classical Music News
MENU
Portal
メニュー
Category
カテゴリ
Sources
情報ソース
🇯🇵 日本古楽ぶらあぼ · 2026年4月17日 16:31 · レビュー· 約1分で読めます

モーツァルトの演奏史に新たな一ページを記す—濱田芳通&アントネッロ《レクイエム》|公演レビュー

モーツァルトの演奏史に新たな一ページを記す—濱田芳通&アントネッロ《レクイエム》|公演レビュー

日本語要約
濱田芳通率いるアントネッロによる、モーツァルトの《レクイエム》と交響曲第41番《ジュピター》を軸とした意欲的な公演のレビュー。18世紀のコンサート形式を彷彿とさせる構成で、声楽曲と交響曲を精神的・音楽的に関連づけ、モーツァルトの信仰心や晩年の心境を浮き彫りにした。古楽アンサンブルならではの野趣あふれる響きや、アゴーギクを駆使した柔軟な解釈により、作品の情感を鮮烈に描き出した演奏会である。
全文(日本語)

濱田芳通とアントネッロが、モーツァルトの《レクイエム》と交響曲第41番《ジュピター》を組み合わせた公演を行った。18世紀のコンサートを彷彿とさせる構成で、声楽曲を交響曲の楽章間に配置し、音楽的・精神的な関連性を提示した。

前半の《ジュピター》では、アリエッタの野性味を引き継いだダイナミックな演奏が展開された。各声楽曲では松井永太郎、中川詩歩、中山美紀、中嶋克彦らがそれぞれの楽曲の性格を鮮やかに表現し、終楽章のフーガは凄まじい推進力を見せた。

後半の《レクイエム》では、濱田の柔軟なアゴーギクにより、曲の情感(アフェクト)が生き生きと息づいた。合唱の迫力や、細やかなソット・ヴォーチェによる祈りの表現など、死を目前にしたモーツァルトの孤独と信仰心が深く描き出された。

関連キーワード解説 (3)
濱田芳通人物・団体Wikipedia ↗

濱田 芳通 は日本の指揮者、リコーダーとコルネット(ツィンク)のヴィルトゥオーゾ。古楽アンサンブル≪アントネッロ≫主宰。

中嶋克彦人物・団体Wikipedia ↗

中嶋 克彦 は、日本の実業家。上新電機株式会社代表取取締役社長、同代表取締役会長を経て同社相談役。

レクイエム作品Wikipedia ↗

レクイエム は、ラテン語で「安息を」という意味の語であり、以下の意味で使われる。死者の安息を神に願うカトリック教会のミサ。死者のためのミサ。聖公会においても行われる。 上記のミサで用いる聖歌。完全ミサ曲のひとつ。狭義にはこれを指し、本稿でもこれを扱う。 本来の典礼から離れて、単に「葬送曲」「死を悼む」という意味で銘された作品。 正教会におけるパニヒダのことを、永眠者のための祈りであることの類似性から「レクイエム」と呼称することがあるが、西欧以外ではこうした用例は一般的ではない。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
タグ
濱田芳通アントネッロ松井永太郎中川詩歩中山美紀中嶋克彦レクイエム交響曲第41番《ジュピター》手に口づけ天の元后踊れ喜べ幸いなる魂よ解放されたベトゥーリア
原文を読む → ぶらあぼ
この記事をシェア
X でシェアFacebookLINE
関連記事
🇪🇸 スペイン古楽インタビューGoogle News LATAM 一般8/15 05:03
ジョルディ・サヴァール:「Spotifyはクラシックにとって悲惨。新しいプラットフォームを推進している」
Jordi Savall: "Spotify es un desastre para la clásica. Estoy impulsando una nueva plataforma" - El Periódico
ジョルディ・サヴァールが、クラシック音楽の収益構造に不利益をもたらすSpotifyに代わる新たなプラットフォームの構築を明かした。2026年エルンスト・フォン・シーメンス音楽賞を受賞したサヴァールは、自身の音楽活動やフェスティバル、女性音楽家の登用、若手育成の重要性についても語った。
ジョルディ・サヴァールレ・ミュジシエンヌ・デュ・コンセール・デ・ナシオンペララーダ
🇩🇪 ドイツクラシック全般ニュースGoogle News DE 音楽祭8/16 05:32
ブレーメン音楽祭2026の概要とプログラム
Musikfest Bremen 2026 - concerti.de
1989年から続くブレーメン音楽祭は、歴史的建造物や多様な会場で音楽を届けるイベントです。2026年はクワトゥオール・エベーヌによるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏、テオドール・クルレンツィスによるブラームスのレクイエム、ロランド・ヴィラゾンとラルペッジャータによるモンテヴェルディ作品などが予定されています。
クワトゥオール・エベーヌテオドール・クルレンツィスブレーメンのマルクト広場
🇪🇸 スペイン古楽ニュースGoogle News EN バロック・古楽8/15 16:02
ジョルディ・サヴァルはいかにして日食を組み込んだか - Slipped Disc
How the eclipse was incorporated by Jordi Savall - Slipped Disc
ジョルディ・サヴァル率いるジョヴェ・カペラ・レアル・デ・カタルーニャが、日食の最中にベルナト・ビバンコス作曲『Lumen Tenebrae』を演奏した。創世記の冒頭に触発されたこの作品は、闇から光への移行を描いており、日食による暗闇と、その後の太陽の光が再び現れる瞬間に合わせて演奏された。
ジョルディ・サヴァルジョヴェ・カペラ・レアル・デ・カタルーニャ
← 記事一覧に戻る