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🇯🇵 日本クラシック全般Google News JP 古楽 · 2026年10月21日 13:32 · ニュース· 約2分で読めます

クラシック音楽ファン必読! ベルリオーズ、ワーグナー、フルトヴェングラー、カラヤン……カリスマの根源を探究する『指揮者 - ニコニコニュース

音楽学者・岡田暁生による新著『指揮者の歴史』が新潮選書より刊行

日本語要約
音楽学者の岡田暁生による書籍『指揮者の歴史』が新潮選書から刊行された。本書は、指揮者がいつ生まれ、どのような経緯を辿って現代の存在になったのかという指揮者そのものの通史に挑んだもの。「近代社会と権力」の文脈から巨匠たちの系譜を描いている。
全文(日本語)

音楽学者の岡田暁生による書籍『指揮者の歴史』が新潮選書から刊行された。

これまで指揮者に関する評伝や評論、教本は多数存在していたが、指揮者がいつ生まれ、どのように現在のような存在になったのかという「指揮者そのものの歴史」を扱った通史はほとんどなかった。本書は「近代社会と権力」の文脈から巨匠たちの系譜を一望し、時代とともに変化してきた権力の特質を描き出している。

目次は以下の通り。

第1章 指揮者はいつ生まれたのか?――鬼軍曹スポンティーニ

第2章 「近代現象」としての指揮者――怪物ベルリオーズのマンモス・オーケストラ

第3章 作曲家は神、指揮者は従僕――ワーグナーとビューロー

第4章 巨匠指揮者の系譜――ニキシュ/マーラー/シュトラウスの時代

第5章 トスカニーニと新即物主義――20世紀ここに始まる

第6章 フルトヴェングラーは「文化」を救済する――時間の中で生成するもの

第7章 カリスマ権力について――オーケストラをいかにして征服するのか

第8章 「スター」カラヤンと戦後西側資本主義――指揮者イメージの究極形

第9章 アバドとビートルズ世代――「指揮者のいないオーケストラ」という夢

第10章 指揮者はどんな神の代理人なのか?――カール・シュミットと考える

第11章 古楽は現代音楽かロック・バンドか?――1970年代に起きたこと

第12章 復古・幻視・フェスタ――現代の3人の指揮者をめぐって

著者の岡田暁生は「おわりに」の中で、本書では「その時代最高の指揮者」ではなく「時代を端的に代表していた指揮者」を扱ったこと、また指揮の歴史記述においては文献頼みの時代、録音頼みの時代、実体験に基づく時代という資料の性質の差があったことなどを述べている。

【書籍データ】

タイトル:指揮者の歴史

著者名:岡田暁生

発売日:2026年10月21日(水)

造本:新潮選書(四六判変型ソフトカバー)

本体定価:2,200円(税込)

ISBN:978-4-10-603954-6

▼関連キーワード解説 (3)
岡田暁生人物・団体Wikipedia ↗

岡田 暁生 は、日本の音楽学者。京都大学名誉教授。

エルンスト・フォン・シューフ人物・団体Wikipedia ↗

エルンスト・フォン・シューフ は、オーストリアの指揮者。ドレスデン宮廷歌劇場でリヒャルト・シュトラウスとともに活躍した。

片山杜秀人物・団体Wikipedia ↗

片山 杜秀 は、日本の政治学者、音楽評論家。慶應義塾大学法学部教授、慶應義塾大学教養研究センター所長。専門は政治思想史。かつては本名の片山 素秀 名義で執筆していた。妻は声楽家の藍川由美。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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